私がどうやら再来年に再婚するらしいというところまで教えてもらったところで、森先生が笑いながら言いました。
「もう! 未来のルートなら快く教えてくれるのにー!」


私「へっ??」


森先生「あぁ、すみません…  実は私、今日ちゃんとお仕事(霊視)できるか不安でした… 
この実さんの守護霊様に嫌われてるんじゃないかなって・・・」


私「???  どういう意味ですか??」


森先生「この実さんの守護霊様は最初から懐疑的な目で私を見ておられました。
腕を組んで、正面から目を合わせてくれないし・・・ 
横を向いて、「君にこの子の何が分かるんだ」と言わんばかりに・・・ 

未来の、この実さんの幸せな未来へのルートならよくお話してくださるのに…

まぁ、無理もないですね! 
だって私は今日初めてこの実さんとお話しましたし、すぐに信用してもらえないのも無理ない話ですー!」


私「そ、そうでしたか… 何か、すみません、、うちの守護霊が、、、w」


森先生「いえいえーいいんです! ただこれは、守護霊というか、 "家系、一族の課題" なんでしょうね」


私「家系の課題…? ですか…」 


森先生「はい、だいたいその家系、一族は同じような悩み事を引き寄せやすいと言います。

これは、私からのアドバイスなんですが・・・
この実さん自身、人を簡単に信用しないところがあるのではないのかと・・・」


私「え?  あ、そ、そうですかね…?」


森先生「あなたは一見華やかで、人と上手にコミュニケーションを取りますが、心の奥底はいつも鍵をかけていますよね?」



(ドキッ、、、)



私「そ… そうなのかなぁ~ は、はは…」

突然見透かされたことに戸惑い、笑ってごまかしてしまいました。




森先生「あ!決して悪い意味ではないんです。悪い風には受け取って欲しくないんですが・・・」




森先生は私に気を遣い言葉を選んでいるようでした。

「この実さん自身がすぐに心を開かない、人を信用するのに時間がかかるというところがあるのかもしれませんね。
・・・これは裏を返せば、慎重で努力家だという良い面です。おそらくそのお陰で、今までのあなたの成功や実績があり、周りの人たちからの信頼があるのでしょう。

ただ… もう少し、ほんの少し、人に頼ったり甘えたり、我慢しなくてもいいんじゃないでしょうか? その方が生きやすくなると思います。

今回非常にナイーブなご相談事でしたので、守護霊様も慎重に私の事を見極めておられたんだと思います。

30分程経って、未来の事、ハッピーな展開の事になるとスラスラと話してくれましたが」




時計を見るともうすぐ予約時間の30分が経つ頃でした。

本当は夫側の事情や内面の事も聞きたかったのですが仕方ありません。




「あ、最後に!!」
と私は急いで質問しました。

「今後… もし最悪の場合、弁護士とか、調停裁判が控えてる可能性があるんですが、私はいい展開に・・・  勝てますか??」


すると森先生は更に明るく元気に答えました。

「勝てます! 絶対に勝てます! 有利になりますよ!だってあなたは何も悪くないんだし。
あなたは信長だし!!!

・・・あ、あともうすぐ、メインの守護霊が男性に変わり、力を増します。8月中旬~9月に!

大丈夫ですよ! 来年から "第2章" が始まるそうです。光が見えてますよ!
今までと全く違う人生になります。特にこれから2年間が・・・」


そこまで聞いたところで電話は切れました。