2023年7月20日 (木) 晴れのち曇り

今思うと、非常にタイミング良い偶然としか言えないのですが、今年の5月から私はグループの異動になっていました。

部署自体は変わっていませんが、より自分の専門性を生かせるようにと、海外商社との取り引きが多いグループへ異動させてもらいました。

以前から希望は出していたのですが、何故か5月になって突然人事異動になったのです。

必然的に海外事業部がある東京本社での打ち合わせや研修が増え、夏頃からは月1程度で東京出張が入るように。



この頃、私は会社では何事もなかったかのように仕事をし、時間になったら帰っていましたので、同僚たちは私がそつなく家事も仕事もこなし主婦をやっていると思っていたでしょう。


なお、家では両親への申し訳なさや、久々に一緒に暮らす距離感が掴めず、近すぎると今度はケンカも増え、本音を出せず、常に心に壁がある状態でした。




私はいつも誰にも心配させないように
「強がってカッコつけて」振る舞っていました。





東京出張は1~2日間ですが、新幹線に乗って東京に行くことで距離的にも心理的にも地元から離れられることができ、唯一の気持ちの切り替えの時間になっていました。


昔から華やかで活気ある都会が好きで、出張の空いた時間に地元にはないデパートで新作のコスメをチェックしたり、おしゃれなカフェに行ったりと、街を歩いているだけでワクワクし、今の私の唯一の癒しの時間であったのは言うまでもありません。




またこの頃、私はある人の存在を思い出しました。

現在、東京で働く名古屋の大学時代の友達の "佐和ちゃん" です。


「そうだ、現状報告も兼ねて、今月の出張の出張の帰り、佐和ちゃんに連絡してみよう」