「前回よりも心が整理されているカードが出てますよ」
さすがに事件から2ヶ月が経とうとしていますし、私も前のようにネイルに行ったり、美容院に行ったり、友達とご飯を食べに行ったり、買い物に行ったり…
完璧に心が晴れないにしても、少しずつ、自分の好きなことや自分のために時間を使うようにはなっています。
南本先生「この人(夫)… あなたのこと、過去、本当に運命だと思って愛していました。とてもまっすぐに」
さりげなく過去形で言われてしまい、また涙が溢れてきました。
突然すぎる強制終了で日常を壊されてしまった私の心に辛く刺さります。
今、もう夫は私を愛していないということを受け入れなければならないのでしょう。
私「… 分かっています… 誰よりも愛してくれた…
分かっています… だから結婚したんです…
…でも、どんなに恨んだとしても、愛した、愛された記憶は消えないと思いますが…
とても… 残念です…」
南本先生「そうですね… この女(タナカ)がいなければお二人が今も仲良く生活をしていたのも見えます。
残念ですが、この女に出くわしてしまった」
私「…残念で仕方ないです。
お互いに… この人、と思って結婚しました。
出会いも、本当に偶然というか、すごく突然だったから… お互いに運命と思って、ついこの間までもそんな話をしたりしてて… 」
南本先生「あなたにはより良いパートナーが見えるから、幸せになりたいなら、この人から離れるべきです」
(そんなこと突然言われても心の整理ができるか!!!)
しばらく腑に落ちない顔をしていた私に、先生はゆっくりと冷静に話を続けました。
南本先生「必ず"因果応報"というのがあります。この世の原理です。絶対にです」
私「はぁ… 因果応報ですか…」
(そりゃよく聞きますけどね。
じゃあ一体いつこの人たちにバチがあたるんですか!!!?
"いつか"だなんて気長に待ってらんねーよ!!!!!)
南本先生「ご主人は暫くして全てを失った状態になります。全てです」
私「暫くって… いつですか?」
南本先生「今、見えるのは2~3年後」
(なげーーーーーー!!!!!!!
明日にでも起こらんかい! 因果応報!!!)
私「そうすか… じゃあ、女は…」
南本先生「今見えるのはかなり先」
私「そうすか…」
(明後日にでも起これよ!!!!)
南本先生「体が弱った頃に」
私「え? 年老いた頃ってことですか?」
南本先生「かなり先ですね、今のところは」
私「は、ははははは、、(顔がひきつる)」
南本先生「体が都合悪くなった時に全てに見放される。誰も助けてくれない。総スカン。一斉に見放される。病床に、誰もいない。
これは苦しいでしょうね」
私「…そうですか・・・」
(いや、さすがに数十年後っていくらタナカでも結婚してたり子供がいるんじゃないの??
これまたどういう意味なんだろ… )
南本先生「因果応報はこの世の法則なので、絶対にあります。
人のものを奪ったものは、またその倍のエネルギーで奪われますから。本当ですよ。甘く見ちゃいけない」
「そしてご主人も今回やってはいけないことをしてしまった。あなたを深く傷つけた。
必ず同じ痛みを味わいます。因果応報です」
「前回に続き、今回も"ラバーズ"と"洗脳"のカードしか出ませんでした。
あなたは一切悪くありません。
不満として言えばいい、という指示が見える。人の物だから欲しかった。あなたへの嫉妬です。可哀想な女です」
「ただ、ご主人は優しい… というか優柔不断で精神力が弱い。
この女にも"すぐに盗れそうだ"というスキ…
とチョロさを与えてしまっていた。
もしかしたら、今、これが起こらなくてもいずれ何かの形で起こったことかもしれないですね」