南本先生「それでは早速、相談内容を教えて下さい」
南本先生に聞かれた途端に、言葉を発しようとすると、我慢して辛かった思いが溢れだしました。
「どうして今こんなことになったのか…」
「一番信じてた人…夫に… 」
「今まですごく、、本当に仲良くやってたんです…」
「突然人格が変わってしまって… うぅっ… 」
嗚咽をこみ上げながら、声にならない声で伝えました。
南本先生はしっかりと顔を見て聞いてくれ、
「良かったらティッシュを使って下さい」と言ってくれました。
「では、何故こんなことになったか。
今から鑑定していきたいと思います」
先生は机の上のタロットをシャッフルし、いくつかの島にし、「好きな順番で指差して下さい」と言いました。
タロット占いの手順がよく分かってなかったので、「え? 私が? 私が順番を付けるんですか?」と泣きながら聞き返しました。
南本先生「はい、好きな順番を」
私「じゃあ、、、
これが1番、2番、次がこれで、、、」
先生は順番通りにカードをまとめます。
その後、何か規則性があるのか、カードを一つずつ絵柄を表にして並べ始めました。
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南本先生「今回、どうしてこんなことが起こってしまったのか… 」
南本先生は話し始めました。
「後ろに女性が見えます」