私「… 御両親との話し合いは、どうだったの?」
実家に帰って後ろ楯を得たと思ったのか、夫は別人のように、水を得た魚のようにすらすらと話し始めます。
夫「・・・まず俺の心が今回壊れたのは、
理由は3つある」
「1つ目、仕事のこと。
上司(課長)が嫌でストレスだった。
これは親には本当に嫌なんだったら辞めてもいい、そもそも上司なんていつ変わるか分からないし、こっちに帰ってくるなら講師でもすればいいじゃん、と言われた」と。
「2つ目はお金のこと。ローン、家具家電の月払い、奨学金、カードの支払い、携帯料金、リボ払い、、、 俺はいつも自転車操業だった」
私「うちはもともと財布を別にしてたし、結婚したからどちらかに管理するとか決めてなかったね。それは良くなかったと思う。確かにともちゃんは家関係のことは支払ってくれてたね。
で、私は食費、消耗品代、外食費全て… 私も確かに毎月厳しかった… 本当はしっかり節約とかしたり、出費を明確化したかったけど、前に話し合いしようって言ったらうやむやにしたよね。お小遣いアプリもやろっかって言ったらめんどくさいって。
で、たまにともちゃんのカードの引き落としができなくて私が貸したりすることもあったよね… 」
私「てかさ… 前から気になってたんだけど、、、
1月末で退職した前の会社の退職金3月に入ったって言ってたよね。正社員だからボーナスもあったよね。先月、新築住宅補助の"すまい給付金"の入金あったよね。
ともちゃんの叔母さんからの結婚&新築祝金も全てともちゃんに手渡したよね。
で、そのまとまった金額のお金はどこに行ったの…?」
夫「… や、それは、その、、、
全部支払いで消えた…
親には家計を一つにするべきだ、と言われた…」
私「(今さら?! え、てか消えたとは?!! どういうこと???!!! ◯十万てそんな簡単に消えるか?!!)
だからさ、今まで何回も「お金がないお金がない」って言って、ともきがいつもリボ払いするから何回も喧嘩したよね。リボ払いはやめてほしいって。
工夫しようって言ったよね。
でもいつもうやむやにして何も変わらなかったよね?」
「こんなんだったら、通帳も最初から一つにすればよかったよ、、
前から言ってたことだし、ちゃんと協力して欲しかったよ」
夫「… だ、だって、、 この実に通帳見せたらひかれると思って、、恥ずかしいし、嫌だった…」
私「・・・え、、、 どういうこと? もしかして何かやましいことしてるってこと?!」
夫「いや、違う違う!! こんなにお金がない男だと思われるのが恥ずかしかった」
(いやだから、今までこんなにお金のことで喧嘩してきて今さら何なの? そもそもお金がないこと知ってますけど?)