続きは明日、なんて言いながら、ずいぶん時間が空いてしまった。
さて、先日母が届けた手紙の内容はどんなものだったかというと。
かいつまんで言うと
「私は、変わらないわよ」
ってな内容。
便せん二枚に。
つい、
感動的な展開を期待してしまっていたので、
心底ガッッッカリ・・・
この間、意を決して母に会い行き
喧嘩になることも覚悟で思いのたけをぶつけてきた。
実際、ちょっと小競り合ったけど。
一応は、私も心理学を学んでいる者の端くれ。
これでも言い方には相当気を遣いました。
PCMとマトリックス、駆使しましたよ。
でもね・・・
親子は難しい。
血のつながりが邪魔をする。
冷静さをつい、見失う。
それは夫婦間でもそう。
で、母は・・・

悪をこらしめたい。
正しさを教えたい。
そんな、「どこのお奉行様ですか」って聞きたくなるような、
裁きをしたがる母。
さすが小学校の卒業文集の「将来の夢」に
裁判官か、外科医か、ヤクザの姐さん
って書いたっていうのがよくわかる。
全部「バサバサ裁く職業」じゃないの。
子供の頃から、そうなんだ。
常に判断・評価している。
そして今も、テレビのネガティブなニュースを見ては、怒り、
そういった「間違った者達は、どうしたら正しい道に入れるのか?」と仕事中の私に電話をしてくる、なんてこともある。
ほんと、どちらの教祖様?
確かに私にも、その要素はある。
その要素は強い方だと自覚もある。
この母に教え込まれた価値観だから・・・。
でも、大人になっていろいろ学んで、
そういったものの見方・考え方が「如何に狭いか」を知った。
善と悪には分けきれないこと。
ニュースで報道される様々な事件の表面を見ていただけではきっとわかり得ない、
その人の悲しみ・苦しみに思いを馳せてみたり。
目の前に起きていることの、その奥にあるものは何なんだろう?
自分の中の、何がそこに投影されているのだろう?
と考えてみたり。
如何に「自分事」ととらえることが大切なのかを知った。
そして、自分と世界を切り離している母に、それを「教えたい」と思ってしまうのだ。
「こちらの方が、正しいよ」と。
そう、私も母と同じ。
そしてまんまと喧嘩になり。
でも、最後にはちょっと、母と「通じ合えたかな?」って瞬間があって。
その時はそのまま帰ったけれど、家についてお風呂に入っている間に母から留守電が。
「今日は、忙しいところ来てくれてありがとうね。私は、愛が足りないって反省したわ。」
・・・なんと殊勝な!
あんまり素直だと、逆に心配になっちゃうよ、お母さん。
具合悪い?
いやいや。
信じよう、母を。
きっと、自ら何か悟ったんだ。
すごいぞ、お母さん!!!
この流れで手紙が来たもんだから。
どれだけ感動的な手紙なのかと開いてみると。
やはり、悪は正すべき。
というような内容。
そうか。
そう簡単には変わらないんだね。
お母さんも、私も。
さて、先日母が届けた手紙の内容はどんなものだったかというと。
かいつまんで言うと
「私は、変わらないわよ」
ってな内容。
便せん二枚に。
つい、
感動的な展開を期待してしまっていたので、
心底ガッッッカリ・・・
この間、意を決して母に会い行き
喧嘩になることも覚悟で思いのたけをぶつけてきた。
実際、ちょっと小競り合ったけど。
一応は、私も心理学を学んでいる者の端くれ。
これでも言い方には相当気を遣いました。
PCMとマトリックス、駆使しましたよ。
でもね・・・
親子は難しい。
血のつながりが邪魔をする。
冷静さをつい、見失う。
それは夫婦間でもそう。
で、母は・・・

悪をこらしめたい。
正しさを教えたい。
そんな、「どこのお奉行様ですか」って聞きたくなるような、
裁きをしたがる母。
さすが小学校の卒業文集の「将来の夢」に
裁判官か、外科医か、ヤクザの姐さん
って書いたっていうのがよくわかる。
全部「バサバサ裁く職業」じゃないの。
子供の頃から、そうなんだ。
常に判断・評価している。
そして今も、テレビのネガティブなニュースを見ては、怒り、
そういった「間違った者達は、どうしたら正しい道に入れるのか?」と仕事中の私に電話をしてくる、なんてこともある。
ほんと、どちらの教祖様?
確かに私にも、その要素はある。
その要素は強い方だと自覚もある。
この母に教え込まれた価値観だから・・・。
でも、大人になっていろいろ学んで、
そういったものの見方・考え方が「如何に狭いか」を知った。
善と悪には分けきれないこと。
ニュースで報道される様々な事件の表面を見ていただけではきっとわかり得ない、
その人の悲しみ・苦しみに思いを馳せてみたり。
目の前に起きていることの、その奥にあるものは何なんだろう?
自分の中の、何がそこに投影されているのだろう?
と考えてみたり。
如何に「自分事」ととらえることが大切なのかを知った。
そして、自分と世界を切り離している母に、それを「教えたい」と思ってしまうのだ。
「こちらの方が、正しいよ」と。
そう、私も母と同じ。
そしてまんまと喧嘩になり。
でも、最後にはちょっと、母と「通じ合えたかな?」って瞬間があって。
その時はそのまま帰ったけれど、家についてお風呂に入っている間に母から留守電が。
「今日は、忙しいところ来てくれてありがとうね。私は、愛が足りないって反省したわ。」
・・・なんと殊勝な!
あんまり素直だと、逆に心配になっちゃうよ、お母さん。
具合悪い?
いやいや。
信じよう、母を。
きっと、自ら何か悟ったんだ。
すごいぞ、お母さん!!!
この流れで手紙が来たもんだから。
どれだけ感動的な手紙なのかと開いてみると。
やはり、悪は正すべき。
というような内容。
そうか。
そう簡単には変わらないんだね。
お母さんも、私も。