牛丼を食べた。

牛丼

夫に付き合ってもらって。
遅くなっちゃったし。今から何か作る気力ないし。
何より、この間から食べたかったし。

たっぷりの生姜と七味で食べるのが好き。
もちろん、生卵は必須。


これを食べていると、必ずと言っていいほど思い出すことが二つ。

一つは、昔務めていた会社のM部長。
営業時代、ある時期に上司だった。
「○○達成したら、牛丼おごりますよ」

・・・全く、やる気出なかった。


もう一つは、やっぱり営業職時代。
真夏の、猛暑日の外回りはほんとキツかった。
あの頃はまだ若くて体力があったけど、それでもキツかった。

お昼をゆっくり食べる時間もないけど、食べないともたないので、
そういう時は大抵、牛丼のお世話になった。

早い、安い、旨い。
で、なんか体力ついた気もする。
牛丼かっこんで、「私、頑張る!」と心の中で気合を入れる。
そんな、20代だったな。

そりゃ、モテるはずは、ないわな・・・

「辻さん(私の旧姓)、女性が一人で牛丼屋なんか入っちゃ、ダメですよ」
と後輩女性にたしなめられたりしたっけ。


そんな思い出たちとともに、牛丼を味わってきた春雨の夜。