「人は、そう簡単にわかり合えない」
なんて、ちょっと淋しい響きがありますけど・・・。


 「(自分が)わかっているつもりで、(相手を)わかってなかった」
 「(相手は)わかっているだろうと思っていたのに全然理解されてなかった」


そんなことって、無いですか?
ありますよね?
きっと、私だけじゃないはず・・・


どうして、このような事が起こるのでしょうか?

これって一つには、
言葉を使う動物だからこその問題なんじゃないかなと思うんです。
つまり人間特有のものだと・・・。


言葉を使うから、言葉に頼る。
言葉に頼ると、その裏にあるもの・真意を見落としてしまう。
いわゆる「ミスコミュニケーション」が起きる。


かえって、ペットとのコミュニケーションの方がわかりあえてる、
なんてこともあります。
何かペットを飼っていらっしゃる方は、わかっていただけますか?

好ブログ-ちびた②

私は猫を飼っていましたが(今も実家で生息中)、
相手は言葉を使えなくても、こちらが何を伝えようとしているのか、
私の声のトーンや、身振り手振り、表情などから
必死に読み取ろうとしてくれます。

こちらも、猫の様子を見て

 「あ、お腹が減っているのかな」
 「水が飲みたいのかな」
 「遊んでほしいのかな」

など読み取ろうと努力します。

好ブログ-ちびた①
なんとなく、コミュニケーションが取れるのです。


ミスコミュニケーションには、
心理学・行動科学的な裏付けがあると説いています。


言葉のほかに、
身振り手振り
顔の表情
声のトーン
身体の姿勢

をコミュニケーションのツールとして重視し、
人それぞれの性格の違いから生まれるパターンを学びます。
そして、相手に合わせたコミュニケーションが取れるように、練習します。


相手は自分と違います。
違うのに、無意識にコミュニケーションを取ってしまうと

 「何てあの人はわからない人なんだ!」
 「どうしてこの人とは会話がスムーズにいかないんだろう」

というような、ミスコミュニケーションを体験する事になります。

だからこそ、学ばなければならない。
でも学んだだけでは足りない。
訓練しなければ。

コミュニケーションスキルは、スポーツと同じ。
筋肉と同じ。
鍛えなければ、衰える。

頭で理解したからって、体は動かないですよね。
だから私は、これからも学んで、訓練し続けていきます。