先週の土曜、早朝のこと。
am5:30。私の携帯が鳴った。
「うう~ん・・・(ブチッ)」
寝ぼけた私は、携帯を切ってしまった。
いつも私は携帯を目覚まし代わりにしているが、
その時の着信を、目覚まし設定だと錯覚して
「何でこんな時間に鳴るように設定したんだろ」
と、ボ~っと考えながら、また眠りに就こうとしたのである。
だってその日、寝たのがam4:00だったから・・・。
そうしたら、またすぐに携帯が鳴った。
「あれ~?止めたのに・・・ん???着信???」
慌てて通話状態にすると、男性の声で
「もしもし?お母さんが先程交通事故に遭われましてね」
「はぁっ?」
かなり素っ頓狂な声を出してしまったが、相手の男性(救急隊員)は冷静(さすがです)に
「バイクとの接触のようで、これから病院に運びますので、娘さんも来ていただけますか?
あ、今お母さんに代わりますね」
「もしもし?」
母の声だ。
「お母さん、どうしたの?」
「なぁんかねぇ~、よくわかんないんだけど、
アタシ、3,000円持ってるのよね~。
なんで3,000円持っているんだかよくわかんないんだけど・・・」
何か、様子がおかしい。頭打ったのか?何なんだ、3,000円て。
「そっか、わかった。今から私も行くから!」
寝ていた主人を起こして(ごめんね)、車を出してもらい、渋谷の日赤医療センター救急へ。
着いたら、血だらけになっている母が、座っていた。
「ごめんね」と謝る母は、案外元気そう。
医師の話によると、骨折も脳の損傷も無いらしく、歯が折れている心配はあるが、今日は帰っても良いという。
見た目(特に顔面)は血や痣で酷い事になっているが、とにかくかすり傷程度で済んで本当に良かった。
ちなみに「3,000円」は、早朝に近くのコンビニまで宝くじを買いに行こうとしていたらしく、その予算だった。買いに行く途中で事故に遭ったとのこと。
警察の話によると、バイクによる轢き逃げらしい。
加害者は恐らく、飲酒していたか何かで逃げたんじゃないかという。
(飲酒取り締まりが厳しくなってから轢き逃げが多くなったのは、本当に困ったものだ)
母はそろそろ74歳になるので、本当に大事にならなくて良かった。
ただ、交通事故は後からむち打ちなどの症状が出るので、しばらくは気が抜けない。
さて最後に、今回勉強になったことがあるので、自分のメモも兼ねて以下記しておきたい。
・・・【轢き逃げに遭った時の、保険等の適用と手続きについて】・・・
通常の交通事故であれば「自賠責」の適用だが、今回は加害者が逃げてしまいました。
本来加害者が、自己の保険などで支払うべき被害者の医療費は、
まずは全額、被害者負担となってしまいます。
(今回、6万円ちょっとでした・・・)
轢き逃げされて、6万円も支払うなんて、何なの~???
って感じですが、ある手続きをすれば、窓口で払ったお金は返ってくるそうです。
(ちょっと面倒なのですが)
①健康保険の適用(母の場合は国民健康保険)
まず被害者が所在する地区の区役所・国保年金課に連絡し、事情を話します。
すると、所定の申請書類が送られてくるので、必要事項を記載し、提出します。
これで、通常の医療費同様、国保分が区から補てんされます。
(母の場合は73歳なので2割負担。8割分が戻ってくるんですね)
じゃあ、残りの2割は?
↓
②国土交通省による政府保障制度の適用
自賠責対象外の「轢き逃げ」や自賠責保険未加入等の場合で、
健康保険などでも補いきれない分につき、
国が加害者に代わって被害者に対し補てんしてくれる、というものなんだそうです。
【国土交通省の該当ページ】
つまり母の場合は、残った2割についてを、国土交通省に申請するわけですね。
で、申請書類の請求や手続きは、国土交通省直接じゃないんですよ!!
(ややこしい!!)
損保会社に委託しているんですって。
だから私も、上記国土交通省のホームページに載っている損保会社一覧から適当に選び、
書類を請求しました。
こんな感じで、上記①②の手続きによって医療費の補てんがされるそうです。
後遺症も含め、2年以内であれば請求できるとのこと。
もし今後母に後遺症が出た場合も、同様の手続きになるということですね。
まあ、滅多に必要になる情報じゃないとは思うんですが、
知っていると「いざ」って時に安心かも?
良かったら参考にして下さい♪
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