先日、絵文字屋・藍さん と10/29出版記念イベントの話をしていたら、

藍さんがこんな素敵な絵文字を書いてくれました。


「抱」
好ブログ-抱く



この絵文字の説明を、藍さんは以下のように解説してくれました。


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抱くという字は、手偏に包むという字で抱くという字になっていて、
抱くという漢字の“己”の部分を赤ちゃんに見立てました。


その周りを包んでいる存在がお母さんであり
そのお母さんを横で支えて

さらに一緒に赤ちゃんを包みあっている手偏の部分がお父さん


生まれてきた自分・・・


己が生まれてきた時に
己の周りにはお父さんがいてお母さんがいて
抱きしめられて育てられて
今の私があったり、今生きているみんながいて


今度は大人になって

お父さん母さんになったときに
命を宿して

己の分身である子供を育てて

また抱きしめていく


抱きしめあう輪が

どんどん、どんどん拡がっていく
命のバトンをつなげていく


家系図のように

“親がいて子がいて・・・代々代々、末広がりに広がっていく”
という考え方もあるけれど
「年輪」という考え方もあるんじゃないかなって


命のルーツ

一つの年輪

アダムとイブみたいな命があって
そこから年輪のように



人と人とが手をつなぎ合って
それぞれの家族が抱き合って

輪を広げている


まあるい大きな輪が

人間のつながりあいであり抱きあい


人と人とが抱き合って

家族という一つの輪を作って

その輪と輪が重なり合って
どんどん、どんどん未来へとつながっていく



まあるい、「抱く」という字。

横から見ると無限大のマークが入っています。


命の、無限。


しかも三位一体で、お父さんお母さんがいて、お子さんがいるんですね。


(2009年9月8日お台場にて 絵文字作家・藍浩之 氏)

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