度々話題にしている私の母(そろそろ73歳)を喜ばそうと、
何ヶ月も前に取っておいたチケット。
大正15年生まれの原さんは
とてもそのようなご年齢には見えない、
カッコよくてダンディなオジサマ。
昭和のジャズメン第一人者でありサックス奏者。
あの美空ひばりさんの名曲「真っ赤な太陽」を作った人です。
ちょっと前「チョイ悪オヤジ」という言葉が流行りましたが、
そのちょい悪オヤジの元祖か?
いやいや、それとはニュアンスが違うな・・・。
とにかく、カッコいいんですよ。
紳士!って感じだし。(←チョイ悪じゃないだろう)
私の父も大正15年生まれだったので同じ年になりますが、
もう25年近くも昔に他界しているので
「生きていたらどんなだったろう・・・?」
と想像してみましたが、想像力の限界。
もとい、原さんはとてもカッコよかったです。
母なんか、目に涙ためてましたもんね。
ずっとタオルハンカチ握り締めて。
母の若かりし頃の思い出がたくさんつまったバンド、
原信夫とシャープス&フラッツ。
当時を知らない私でも、
これがファイナルなんてとても淋しい気がしました。
ラストは、スタンディングオーベーション。
来場者もかな~り年齢層が高いけれど、
拍手喝さい、掛け声、口笛が飛び交います。
皆さん、生き生きと若返っていらっしゃいましたよ。
そんな、
親孝行のつもりで取ったチケットでしたが、
思いっきり自分が楽しんでしまいました![]()
