ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命を観てきました。

 

1938年のプラハ。子供たちをロンドンに避難させるよう奔走したロンドンの株の仲買人ニコラス・ウィントン(ジョニー・フリン、アンソニー・ホプキンス)の話。

ナチスのもとから逃れてプラハに来たユダヤ人の難民。子供だけでも逃がすべく、里親探しと寄付集め、そして輸送の手配をして669名の子を送り出す。しかし、250名の救出を目前に第二次大戦が勃発。

それから50年。救えなかった子供たちについて自責の念に駆られるニコラス・ウィントン。どうしても伝えたい古いブリーフケースに詰まった子供たちの記録。BBCの番組で取り上げられることになる。

 

子どもたちを救うための奔走、助けることのできなかった子供たちへの悔恨、そして生き延びた子供たち。

一人ひとりの命を救うことの大切さが伝わってくる。

 

ジェームズ・ホーズ監督。