人間の境界を観てきました。

 

ポーランドとベラルーシの間の国境を挟んでの両国による難民の押し付け合い。

「人間爆弾」として密出国をすすめるベラルーシと押し戻そうとするポーランド。

難民家族、国境警備隊、支援者や地域住民の立場から描いてゆく。

 

心を病む国境警備隊、ひそかに動くグループ…悪い人ばっかじゃないとも思うし、難民を武器にするベラルーシに対してポーランドをどこまで責められるのかという印象も受けた。

ただ一方で、ロシア侵攻によるウクライナの大量の難民の受け入れとの視線の違いも描かれてゆく。。

 

アグニエシュカ・ホランド監督。