「落下の解剖学」を観てきました。
人里を離れた雪山の山荘で、視覚障がいの息子ダニエルが転落して倒れている父親サミュエルを発見。
母親のサンドラは容疑者として取り調べ・起訴される。
そのプロセスで露になる夫婦の間の感情の行き違い、かつてのサミュエルの自殺未遂、サンドラの性的志向、そして死亡前日の激しい口論。
弁護士・検事、そして証人らを交えての法廷でのやりとりを軸に進行する。
その渦中で様々なものを見せられるダニエル。もやもやした気分が満ちてくる。怖い。
ジュスティーヌ・トリエ監督。