「ペナルティループ」を観てきました。
恋人の唯(山下リオ)を殺された享(若葉竜也)が、溝口(伊勢谷友介)に復讐すべく計画を立て殺す。
しかし目が覚めれば元の日付で溝口も生きている。そしてふたたび溝口を殺すが、目が覚めると同じ日の朝を迎える。
被害者遺族が加害者を何度でも殺したい。そんな夢を実現させるループもの。
殺すほうも殺されるほうもいいかげんうんざりしてくるし、奇妙な友情が芽生えてくる。
ペナルティって、殺される側だけじゃなくて殺すほうにもいい加減罰ゲームの様相。
100万回殺しても殺し足りないくらい憎いっていっても、ほんとうに100万回殺せるの?
「人数の町」の荒木伸二監督。