私たちの声を観てきました。

 

7人の女性監督による7つの女性を主人公とする短編作品のオムニバス。

日本では、呉美保監督と杏による"A WEEK IN MY LIFE"(私の一週間)。シングルマザーの時間に追われる1週間。朝の食事の準備、掃除、洗濯、子どもの保育園の送迎に仕事。そしてあっという間に夜。「小さな幸せ」も含めてリアリティがある。

DV、トランスジェンダー、多重人格…それぞれの切り口。あと、特に印象的だったのはイタリアの"UNSPOKEN"(声なきサイン)。犬の治療に訪れた夫婦、妻の無言の訴えに気づく獣医。胸が痛む。