ワン・セカンド 永遠の24フレームを観てきました。

 

文革で下放された労働者(チャン・イー)が、娘がニュース映画に1秒間映っているとの知らせを受けて収容所を脱走して村へ。少女の孤児リウ(リウ・ハオツン)が映画のフィルムを盗むところに出くわして争う。

 

娘を一目見たいと願う父、数か月に1度の映画を渇望する村の人たち。そして映写技師。フィルムを盗まずにはいられなかった孤児の事情。

自身の身の安全すら守るのが大変だった文革の嵐。その中で生き延びようとする人たち。生きる糧となった映画への思い。そんなこんなが胸に迫ってくる。

 

チャン・イーモウ監督。期待を裏切らなかった。