「パブリック 図書館の奇跡」を観てきました。
シンシナティの図書館を舞台にしたヒューマンドラマ。
図書館は誰にでも解放された公共スペース。開館と同時に入ってくるホームレスたち。ところが、寒波の到来したある日、シェルターに入れなかったホームレスらは宿泊させることを求めて占拠する。
苦境を察した館員スチュアート(エミリオ・エステベス)は一緒に館内に籠ることを決断する。
館長、警察、検事、マスコミなどそれぞれの思惑が交錯する。
「声を上げる」make a noise 、そして言葉が人を、社会を動かす。元ホームレスの図書館員が「怒りの葡萄」の一節からの言葉の引用。読書、言葉の持つ意味、そして図書館の役割がひしひしと伝わってくる。
エミリオ・エステベス主演・監督。