前回の「自分の手足を切り落とす」

            と決めた時の気持ちを書きとめます鉛筆

 

     ● 自分はいけない子だから、バチが当たったのだ。

     ● 自分はいけない子だから、願いは叶わないのだ。

     ● 自分は一生、母を助けサポートするのが運命なのだ。

     ● 自分の欲望や希望はもう持つまい。

     ● なんで私はこんな運命の元に生まれてしまったのか。

     ● 自分は幸せになれないんだ。これを幸せと思わないといけないのだ。

 

 おおよそ、こんなところでした。自分の運命を呪っています〜ガーン

これは今も私の中で通奏低音のように流れている感覚なのですが、

これらすべては言うまでもなく、<思考=マインドの鎖>

 

事実、息苦しいし、不安だし、不幸だし、

身体も心もカチカチに固まった感じで、感情なんて動かない。

今思うと、感情を動かさないことで、何も感じないことで、

自分を守ったのかもしれない。

 

 そして何故、こんな状態に陥ったかというと、

私はこの15才の夏に、水疱瘡にかかったのです。

みるみる症状は悪化し、

身体中、疱瘡でうめつくされてガーン。。。。。

入院することとなりました。

 

私の入院部屋には県内外の医師の先生方が、見学に来て

写真に撮られる程の、稀に見る酷い症例と言われた。

 

入院は1ヶ月半、その後の療養で1ヶ月。

私は高校受験を控えていたのですが、学校に出られたのは

11月の晩秋になっていました。

勉強しなければと気持ちが焦る中、

全身のむず痒さや痛みに耐え

夕方になると出る高熱で震えが止まらない体験。

今これを書いていても、本当に呪われてたのでは??

と思ってしまうww。

 

そして、何て事ない。退院したら、大好きなテレビ番組を見せてね。

(多分、お笑い番組ではなかったか?)

と母と約束をしていたのだが、退院後、

母は まったくそんな約束などした覚えはない、

と番組をみせてくれなかった。

ただそれだけだったのだ。

ただそれだけだったが、その事で私は大爆発したのだ。

家中のものを外に向かって投げつけて、

わめき、泣き、暴れ

たのでした。

その後部屋に閉じこもり、泣き通して、自分の手足を切り取る

と思うに至るわけです。

 

実は、本当のところの私の失望(と言うべきか?)は

母が約束を破ったことではなく、

私が密かに抱いていた  というか 野望 が壊れたからでした。

 

幼少時からピアノを習っていた私は、中学に入ってからは

東京の先生のレッスンにも通っており、親や周囲も何となくではあるけれど、

音大に行く のだろうという雰囲気がありました。

 

ただ私の中では、演劇の道 に行くのが密かな願望だったのです。 

憧れは 早稲田大学の小劇場から端を発した、

鈴木忠志氏率いる 劇団SCOT❣️

 

勉強して、早稲田大学に入学して、小劇場に所属して

そしてそして、、、♪

なんて夏休み前に、  を描いていたなー。

 

その直後の発病&入院。。。。

これが、私のバチが当たった という理由です。

 

私は、これまでも自分の願望を抱くと病気になるゲッソリガーン

ことが多く、この時どれほどその事を思い知ったか。

 

どういう訳か、

大きな力が存在していて、私を見ている

という感覚が幼い頃からあり、この時も、この大きな力=神様

のようなものが、私を罰したと思ったのでした。

そして、どういう訳か、

          私は母を守って、世話をすることが使命

という想いも持っていましたから、

この使命に背くと罰せられる、という思い込みを作っていました。

また、そして、どういう訳か

          私はもしかしたら悪魔の子供ではないか?

という幼少時の自身に対する疑いもずっと持ち続けていて、

(ちょっと書きながら苦笑ww)

 

それらの思い込みがすべて、15才の私に

背くべからず!!

と、突きつけてくるのでしたガーン

 

手足を切る取ることで、望みを持たず、ただただ無感情で

何かに仕えるような 奴隷気分 

が、この後ずっと続く訳です。

また自分のをどこかへ隠してしまったのも、この時かと思っている。

自分は無感情なのに、

誰の感情かわからない

感情の渦にのまれる

こんな状況も、

この時から始まっている気がします。

これが15才・夏 の出来事でした。

 

ここまででも、この思い込みを作っていたのが、

幼少期であることがわかり、

小百合先生のセッションも幼少期の感情=インナーチャイルド

と向き合うことになります。

 

フー、、、

自分と繋がる旅はまだまだ続きます。

 

 

 

 

〜ここまでお付き合い下さった方、ありがとうございます⭐︎