これから子どもが書き初めをする方!
うまい字が書けるかどうか以前に起こりがちな、悔しい失敗をここで紹介します。
ぜひ、ご家庭での書き初めの練習にいかしてください。
①下敷きが平らになっていなくて、書いた時に盛り上がっていた場所に変な線ができる。
下敷きが「もこっ!」していないか。確認してから書き始めましょう。
②半紙の裏表を間違える。
半紙はつるつるな面に書きます。
裏表を間違えると、にじんだ線になってしまいます。
③墨汁を入れるすずりやビンが遠く、筆を運ぶ間に墨汁が垂れる。
利き手の、これから書こうとしている文字の横に筆と墨汁を用意しましょう。
折りたたんだ新聞紙に筆やすずりを乗せて、書きたい文字の位置にその都度移動していくのも手です。
ビンに筆をさしっぱなしにしてビンごと倒したり、すずりに置いた筆が転がって半紙に墨汁がついたりする可能性にも気をつけましょう。
④半紙の中に文字が入りきらない。あるいは文字が小さくなり上の方にかたよってしまう。
1文字1文字をどこからどこまでに収めるか、先に決めてから書くと失敗を防げます。半紙を折る方法もありますし、「ここまでに書く!」と半紙の横に目印のものを置いておくこともできると思います。
⑤名前を書く場所が無くなる。
事前に名前を書くことを気に留めておきましょう。
⑥下敷きに墨汁がついたまま、次の半紙を乗せてしまう。
新しい半紙に墨汁が染み込んでしまうので、先に新聞紙などで墨汁を拭きとっておきましょう。
もしやり直しのために半紙を買いに行く際は、物を持っていくか、サイズを測ってから行くことをおすすめします。
(微妙に色やサイズが違うものが売っているので「どれ?」とならないようにするため)
あと、大体の学校は本番の書き初めを学校でやると思うので、宿題のものは多少失敗しても大丈夫です。
(欠席すると、宿題のものを掲示する可能性もあります)