先生1対生徒2〜4の個別指導塾だと、問題を解いている時間、講師は他の子供のところに行ってしまい不在になります。また、解き終わったり質問したいことがあったりしても、すぐに教わることができず、待ち時間が発生することもあります。

一生懸命問題とにらめっこして多くの時間を無駄にする、うまく質問できる子どもに指導時間が偏る、ということが起こり得ます。



しかし、子どもが問題を解いている様子を見ていることは、実はとても大切です。


・どんなヒントをどのタイミングで出すか(あるいは出さないか)
・理由を説明させる問いかけをするかどうか(するならどのような問いかけの仕方をするか)
・類題をその場で作りもう1問解いてもらうかどうか。

など、お子様の問題を解いている姿から理解度や集中力を見極め、お子様に合う次の学習内容や声かけの仕方を決めるための貴重な見取りの時間なのです。


ヒントを出しながら、その問題を解く過程のどこでつまづいていて、何を理解すればできるようになるのか、どのような方法での理解がお子様は得意なのか、そのようなところまで丁寧に見取ることで、問題を前にうなるだけの無駄な時間を減らし、学習への苦手意識も減らしていかれます。


また、家庭教師に比べ、違う場所に来ることで「勉強するぞ!」モードに気持ちを切り替えやすくなる利点もあります。



これが完全個別指導にこだわる理由です。