コロナもあり、やっと35人学級に向けて動きがありました。まだまだとは思いますが、一歩前進です。

 


ここでは、先生1人、児童40人の時に起きる、やりきれないことを紹介していきます。


まず、子どもが物理的に1か所にいられない時です。これは児童の数というより先生が1人であることがつらいパターンです。


子どもは様々な事情で教室に入りたくなくなることがあります。
感覚過敏、お家にいたい、パニックになりその場を動けない、新しい髪型を見られたくない、泣いてしまったので今は1人になりたい。

ちょっとしたものから、長く支援を必要とするものまで本当に様々です。教室を飛び出していくことだってあります。


先生は、教室が子どもにとって居心地の良い場所になるようありとあらゆる手を考え支援します。
それでも「今は…」という時が子どもたちにはあります。

それはそうですよね。私たちは人間です。

そんな時、先生が複数いれば、1人が授業を進めながらもう1人がみんなといるのが難しい子の支援にあたれます。

うまくいかなかったことがあり気持ちがすぐに切り替えられず次の体育の場所に向かえない、そんな時に気持ちが落ち着くまで寄り添ってくれる人がいたら、置いていくことも無理に引っ張っていくこともしなくて済みます。


常にではなくても、いざとなった時に支えに入れる人が担任以外にいると、安心して過ごせますね。