本日も古書市ネタで申し訳ござらぬ。
歩き回っている時に東海大学出版会のブースで『イプセン戯曲選集』を手にして、その時にブースの方にサガないですか? と聞く私。だって東海大学は北欧文学を扱っていることで著名な大学だから。
そこで、売れないから再販しないと
なんですと 何年もかけて、東海大学出版会から出ているアイスランド関連の研究書やサガを手に入れてるけど、売れないはずないと思うんだけど、なんて非情な言葉(´;ω;`)ウゥゥ
時々、X(旧Twitter)でも現役の研究者がサガの翻訳本を探してるの知ってるけど、私!
で、もともと戯曲は売れないし、この機会を逃したらイプセンも読めなくなるなぁと『イプセン戯曲選集』を引き取ってきたわけです。(久しぶりに『人形の家』をぺらぺらとめくり、当時も今も女性の立場は変わらないと少しブルーに...( = =) トオイメ目)
で、書泉さんの前で甲冑のコスプレをしている店員さんに写真を撮らせてもらいました。
で、「書泉さん、攻めてますよね」と会話。中に在庫ありますよと勧められたのですが、私は単行本で出たときに手に入れているで丁寧にお断りさせていただきました。
それが書泉さんが声掛けして再販して売り切ったと話題になった白水社さんの本。(今は手に入りやすくなっているようですよ)以下三冊です♪
中世への旅 騎士と城 プレティヒャ
中世への旅 都市と庶民 プレティヒャ
中世への旅 農民戦争と傭兵 プレティヒャ
因みにこれらの本はドイツではギムナジウム(高校)の教科書です。個人的には中世入門としてはとても読みやすいのでお勧めいたします。こちらから日本の阿部謹也さんや池上俊一さんの著作を読むのも楽しいですよ
『騎士と城』で初めて洞窟城なるものを知った私。今ではスロベニアのプレッドヤマ城の一か所しか残ってなかったはず。洞窟城は兵糧戦以外に攻める方法がなかったそうなので、この強固な城に行ってみたいとは思ってます。今、この辺りはとてもきな臭いので無理かもしれませんが
終わりは11月3日ですが、明日から庭に植木屋さんが入るので今年はもういけないですね。
でも、お昼抜いて歩き回るくらい楽しかったです
古書市でないときでもふらりと出かけるのもいいですしね。今年はさすがに『春秋左氏伝』を引き取って帰るかどうか迷いませんでしたわ。毎年悩むですよねぇ(笑)