楽しかった!! 『真夏の鎌倉殿祭り』 | 風信子 

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 雑誌『歴史街道』主催で行われた昨日の『夏の鎌倉殿祭り』とっても楽しかったですニヤリ

 

 秋山・谷津両先生のお話もそうですし、アンケートが行われた源氏・御家人・北条家の好きな人のベストテンも思いがけない人がはいっていたりと♪

 

 特に谷津先生のマイナーな人が好きというところで、素敵ラブラブ と思ってしまいました。(私はアンケート出さなかったんですよね、出せばよかったかなぁ。因みに私は北条家では蒙古軍との戦いで一生が終わってしまった北条時宗が好きです音譜

 

 で、北条家で政子が一位だったというのがうれしいなと思ってみてました。特に秋山先生が政子は女性に優しいんですと細やかな説明をされていて、有名な亀の前の事件の時に、彼女の家を壊したわけではないこと、彼女には傷一つつけていないことをわかりやすく解説。(知らなかったことが……。壊されたのは頼朝に仕えたばかりの女性関係の手伝いをさせられていた御家人の家だそうで、そして、その時に政子は妊娠していたと。妻が妊娠しているときに浮気する男性は万死だと思うのびっくりマーク

 

 特に印象深かったのは頼朝が早死に死ななかったらという話から、お二人が北条家はそんなに大きくならなかっただろうし、承久の乱も起こらなかったろうというところでした。確かに、朝廷との付き合いというのはとても大事で、藤原家しかり、平家しかりとうまくいかなければ彼らは歴史に名前が残らなかったと思いました。

 

 そして、鎌倉時代の小説ということで永井路子さんの『炎環』を谷津先生がとっても推してました。(私も『鎌倉殿の13人』が始まって『北条政子』と共に再読済み)特に『悪禅師』で源氏の血筋で谷津先生が推していた阿野全成(頼朝の異母弟)が主役の短編ですが、それをめちゃくちゃ推していたのが強く印象に残っています。

 

 短編集ですし、私もお勧めしたいと思いますウインク 

 

 まだ見ることもできますので、よろしければ楽しい時間が過ごせますので、『鎌倉殿の13人』を楽しんでいる方にお勧めします。

 

 そして、お二人が作品を寄せられている『鎌倉燃ゆ』もお勧めです。大姫と静御前を描いた秋山先生の『蝸牛』がものすっごく好きですラブラブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 * 大変失礼いたしました。人物の名前が間違っておりましたので修正させていただきましたm(__)m