今年もたくさんの作品や作家さんとの出会いがありました。
本当に幸せだなぁと思います。海外文学もそれなりに読みましたし、古典や現代文学、ミステリ・ホラー等々。
今年はアトウッドから始まった一年でしたので、海外文学に恵まれたのかもしれませんね。
初読みの方も多く、それもデビュー作と思えない方が多かったのも特徴的です。(『自由研究には向かない殺人』や『蜂の物語』 最後にどかんと『同志少女よ、敵を撃て』)
今年は華文ミステリの出版が好きなかったのは寂しかったです。(『三体』は文庫待ち)
個人的に印象深かった本を選ぶと下記のようになります。
『吉宗の星』 谷津矢車著
心に突き刺さる作品でした。
『花は散っても』 坂井希久子著
もうこの作品は言葉にならないくらい大好きです。女性同士の友情を超えたところが素晴らしい 今年のベストと言われたら以上の2冊は絶対に外せません。
『十日間の不思議』 エラリイ・クイーン著
私は特定の宗教を持ってはおりませんが、こうした海外文学を読むときに『神』の存在というのはかかせないのですよね。だからこそ、私はそれなりに宗教書を読んでいます。(読書幅も確実に広がりました。海外の古典を読むときに宗教や時代背景がわかっている方が私には楽しく読めるものですから)
そんな中で久しぶりにクイーンは凄いと読み返すきっかけになりました😅
来年もそんな本とたくさん出会いたいと思います。(まぁ、すでに何冊か予約してますけど)