行ってまいりました、「ボヘミアン・ラブソディ」
冒頭、曲が流れた瞬間に自分の熱量を全部持っていかれてしまいました。
私はQUEENよりもデビット・ボウイのファンだったので、そんなに思い入れはないかなとおもっていたんですが、そうではなかったみたいで我ながらびっくりでした。MTVを毎週見ていた頃……。
隣の席の人がラストでずっと涙ぐんでいたのが印象的でした。そうだよね、好きなんだものね。ファンにはそれ以外の言葉なんて必要ないものねと、思わせてくれた2時間15分でした。
帰りに大きな本屋さんへ寄って、いろいろ物色してきましたが、積みあがった山が脳裏に浮かんだのと、先月、かなり小説を読んだのであまり目移りせずにうろうろだけして帰ってきました。
そのうちにまとめて感想をあげたいと思っていますが、「戦争は女の顔をしていない」とか「幕末疾風伝」「眩」とか、小説を大量に読み過ぎた反動で今は研究書やノンフィクションへ走ってます。ま、「文字渦」とかも平行読書してるので何とも言えませんが💦(他に新選組関係の新書や幕末の市民史の本とヨーロッパの昔話の形態の研究書を読んでます)
「文字渦」は円城さん一番の傑作かも、うわぁ、ここにも言葉にこだわる中二病の作家がいたぁ! とか読みながら思ってしまっています。そして、それを楽しく読める私。まぁ、友人曰くお互いに文法中二病じゃん、と先日、話したばかりですしねぇ。
(因みにこれは私の短大の卒論が万葉集の人麻呂歌集の助詞をテーマにしていた事。強変化の動詞、形容詞が山になっているアイスランド語を学んでいるからです)
いやぁ、語学とか単語とか、文字とか、こだわりがあってとことん突き詰める作家や学者の方は大好きです
ようやく、こうして時間が作れるようになったみたいです。