「好きなことで生きていくって憧れるけど、実際にどうしたらいいんだろう?」

という悩みのある人もいると思います。

今回は、そんな人へ向けて、好きなことで生きていくコツの1つとして

「好きなことの間口を広げて差別化を図ろう」

という話をしていきます。

この方法を実践していただくことで、ライバルとの差別化が図りやすくなり、結果、好きなことで収益化しやすくなるでしょう。


ここでは、すでに「私は●●が好き!●●を仕事にしたい!」というものがあるという前提でお話ししていきますね。
 

好きなこと「●●」の間口を広げる方法<具体例>


まず最初に、好きなことの間口を広げるってどういうことなのか、具体例を元に解説していきます。

ようは、

 

●●と関連づけられそうな別ジャンルの▲▲を見つけていく

 

ということ。

「●●」が「釣り」だとして、大好きな「釣り」から間口を広げるとしたら、次のようなものが思い浮かびます。



<料理>

 

・釣った魚をさばく方法
・寄生虫の見極め方や取り方(生魚は寄生虫の心配ありなので)
・魚のオススメ調理法・レシピ
・魚の冷凍保存方法のコツ


このように「釣り」と「料理」「調理」を関連づけることができます。

釣った魚の料理・調理法を解説するブログ記事や動画は需要はあると考えられます。


<ビジネス>

 

・実は、経営者の中に、釣り好きの人は意外に多い
・なぜ釣り好きの経営者が多いのか?
・釣りとビジネスにどんな共通点があるのか?
・釣りのエッセンスを仕事に活かす方法


このように「釣り」と「ビジネス」を関連づけることもできます。

そんな情報発信を見て、釣りに興味を示す経営者やビジネスマンもいるかもしれませんね。


<歴史>

 

・縄文遺跡から釣り針が出土されている
・古くは縄文時代に狩猟として始まった
・趣味としての釣りは江戸時代から
・江戸時代の釣りはどんなものだったのか?


このように「釣り」と「歴史」を関連づけることもできます。

釣り好きな人には嬉しい情報かもしれません。
実際の歴史を結びつけることで、情報発信に深みを出すことができます。


<キャンプ>

 

・ファミリーキャンプはとても需要のあるジャンル
・キャンプ中に釣りで魚を捕って楽しむ方法
・魚の自給自足で命の尊さを体験できる
・キャンプグッズでどのように魚を調理するのか?


このように「釣り」と「キャンプ」を関連づけることもできます。

キャンプファンに釣りを教えることもできますし、逆に、釣りファンにキャンプを教えてキャンプグッズを販売したりもできそうです。


<武道>

釣りの特徴といえば「待つこと」ではないでしょうか。

私は過去、友人の誘いで釣りをしにいったとき、3時間ほど釣りをして2匹ほどしか釣れなかったことがあります。

友人曰く「そんなことはよくある」「むしろ獲れて良かったね」とのこと。

ある意味、釣りは忍耐力が鍛えられる趣味であり、精神修養の要素があると知りました。

つまり、釣りをすることで武道もレベルアップする、のような関連づけができます。



このように<釣り>と絡められそうな他の何かによって、間口を広げていくことができます。

好きなこと「●●」と関連づけられそうな別ジャンルの「▲▲」を見つけていくというのは、こういうことですね。

 

 

別ジャンル「▲▲」は好きなことや興味があることがベスト


どんなことで間口を広げるかは、やはり「あなたの好きなことや興味があること」が良いでしょう。

歴史にまったく興味がないのに歴史を選んだら、だんだんとモチベーションが下がって継続は難しいですから。

好きなことや興味のあることなら、結果が出るまで継続しやすいと思います。

以下の記事で書いたように、継続するためには「継続する理由」が必要です。

好きなことや興味があることは、理由として十分だと考えられます。

 

 

(ちなみに、好きな釣りに関連しそうなことなら何でも好きになるという可能性も否定できません。やってみないと分からないかも。)

 

好きなこと「●●」と別ジャンル「▲▲」のかけ算で差別化を図る


そして、好きなこと「●●」の間口を広げたら、あとは関連する別ジャンル「▲▲」とのかけ算で差別化を図っていきます。

<釣り>単体だとライバルが多くて、ちょっとした釣り好きでは太刀打ちできないかもしれません。

<料理>単体でも同様です。

好きなこと「●●」単体というのは、すでに一流のライバルのたくさんいる土俵に上がるということ。

よっぽど「●●」の好きで、「●●」の実力に長けている、というレベルでないと成功は難しいと考えれます。


でも、<釣り>と<料理>のかけ算によって見え方が全然変わってきます。

釣りも2流
料理も2流


という腕前であっても、それが関係なくなってきます。

ライバルとの差別化が出来ますし、好きなことを収益化しやすくなるでしょう。

これは

好きなこと「●●」
  ×
別ジャンル「▲▲」


という掛け合わせによって、新たな土俵を作っていけるということです。


組み合わせは<釣り×料理>のような2つでも良いですし、<釣り×料理×キャンプ>のように3つでも問題ありません。

組み合わせることによって、あなたならではの土俵でオリジナリティのある情報発信が可能になるのです。

ちなみにそのとき、マネタイズも意識することをオススメします。

釣りだったら

・料理・・・調理グッズ
・キャンプ・・・キャンプグッズ
・ビジネス・・・本


など、紹介できそうな商品・サービスがあるものだとマネタイズしやすいでしょう。