前回からの続き
葬儀屋は互助会に入っていたためだかなんだかで、パックプランが使えないらしく、フリーオーダープランになりました。一つずつアイテムを選んで加算されていく料金体系です。
遠方で何度も打ち合わせにいけないので、初回の打ち合わせでおおよそ決めてしまいました。打ち合わせが始まったのは、心肺停止が確認されたから2時間半ぐらいで、みな新幹線や高速を使う距離のため、あわただしかったです。
後から、あれっ?これって持ち込みできるのかな?と思いついたものは、電話で問い合わせて、簡単に持ち込めそうなのは持ち込みさせてもらいました。持ち込みした分はほんの少しだけですが節約になりました。
時間があったらもっと検討して冷静に金額をチェックできたかなと思います。
節約したい人は、やはり心を落ち着けてきける事前に、打ち合わせ相談をして概要をつかんでおいたほうがいいと思いました。
葬儀屋に持ち込み可能か事前に相談して確認しておきましょう。
全部葬儀屋にまかせると楽ですけど、お金がかかるのですよね。
節約したい人や、使いたいアイテムがある人とは、自分で先回りして手配可能か調べておいたほうがいいですね。その上で葬儀屋でたのんだときと自分手配のときの差額を考えて、これなら面倒だから葬儀屋にまかせちゃおうとなるか、これなら自分で手配しようとなるか、検討して決めたらいいです。結婚式だって持ち込み、マイホームだって施主支給があるんだから、葬式だって喪主側の判断でやったっていいでしょう。なんでも葬儀屋い頼むと高いです。
実家はお金に困っている家ではありませんが、このブログで何度も言っているように、私、行事の商戦に乗せられて金を払うのが嫌いなんですよ、普段だったらもっと安くすむものが葬式になるととたん値が跳ね上がる、それが嫌!そこに金を払ったら負けだと思っているんで、なんか抵抗したくなるんですよね。
が、実家の人達は、面倒なことは金で解決して早く終わらせたいスタイルなので、私の考えは採用されません。葬儀の打ち合わせのとき、兄は一番下のランクを絶対に選ばないで、下から2番目以降から選び出すので横でみていてハラハラしました。こいつ金をもっているなと営業の目がキラーんと光のを私は見過ごしませんでした。
でもあまり強くでるのも悪し・・・で、私は自分が担当した箇所だけ、自分の趣味で持ち込みして節約を決行しました。兄と妹は私の性格を知っているので笑っていました。
本当は本気だせばもっとできましたがwwwww、ほんのわずかだけ節約したのみになりました。金額にすると微々たるものです。わたくしの趣味wwwwの範囲の小さな節約になりました。
ーーー(もはや趣味)以下私がやった持ち込みによるささやかな節約(少額)ーーー
遺影作り
葬儀屋に頼むと33000円と値段も高いし、額が好みではなかったので、自分でカメラのキタムラに行ってスピード遺影・高画質で作成してもらいました。朝10時注文に出してその日の夕方5時にできました。額とリボンもキタムラで購入して額装までしてもらって全部で14500円ぐらいでした。写真は4つ切りと2Lと2種類ご用意くださいと葬儀屋に言われたので、2種類作りました。元データは9年ぐらい前?にスタジオアリスで撮影したものです。
2Lサイズの額はこの写真を撮影したときにスタジオアリスでもらったものを活用しました。あるものでいいよねえっていつも思います。
スタジオアリスで撮影したデータと写真本体をもってキタムラにいきましたが、出来は正直イマイチでした。かなりビミョー。補正がきつすぎて不自然なんですよね、加工するといかにも加工しましたってなりますね、これなら自分でトリミングしただけのほうがよかったかなと思いました。背景無地にするの、あれをやると不自然極まりないです。コラっぽくなります。あとやっぱり写真館で仕上げた写真って綺麗ですね。アリスのはふんわり自然な色合いに柔らかくプリントされていて、元の写真がナチュラルだったので、遺影の不自然さが気になりました。
が、たぶん葬儀屋で頼んでも即日仕上げのスピード遺影なので、同じようなものだと思います・・・。
祭壇に置くと、まあこんなもんかとさほど気にならなくなりました。みんなにいい写真だねえと褒められました。
本当は元気なうちに遺影を作って額装して保管おくのがいいのですけど、もしかしたら葬儀屋のプランによっては遺影代は最初から込のセットプランになるかもしれないので作れないでいました。が結局はフリーオーダープランになったので、バラで注文となったので、持ち込み可能となりました。そして急いで作る羽目になったのです。
お棺にのせる花束
祭壇の花は持ち込み不可のところが多いかと思います。会場の広さやバランスや統一感を考えて不可にしているところが多いのでしょうか。供花も持ち込み不可のところがありますが、この葬儀屋は供花は可でした。
一番会場に影響がないのが、お棺に乗せる花かなと自分考えました。そこで私はこのお棺に乗せる花を持ち込みにしました。
花キューピッドを検索して会場近くの花屋で5000円(配達料込)で花束を作って配達してもらいました。
電話して葬式のお棺に乗せる花を5000円で作って〇〇時に届けてもらえますかと問い合わせると、どんなのがお好みですかと好みも聞いてくれました。葬儀屋に頼むとおまかせになるようですが、町の花屋だとリクエストを聞いてくれるみたいでした。値段は葬儀屋11000円の半額以下ですみました。
祭壇は花祭壇にしたので、花は十分すぎるほどあったので、別にお棺に乗せるのをグレードダウンしても誰も気づきませんでした。私だけの秘密でした。
祭壇のお供え
葬儀屋だと祭壇のお供えのがなんと11000円もするんですよ。
パイナップルにりんごにみかんのくせに高すぎ。
そんなんもちろん持ち込むわということで、HPの祭壇のお供え物画像を睨みながら同じようなものをお店に探しに行きました。
その辺の八百屋を回って形のいいフルーツを一つ一つ選びました。大きすぎると台に乗り切らないので、画像とにらめっこしながらチョイスです。転がらない座りのいいやつを選んでいきます。
砂糖菓子はだいぶ迷いました、見た目的に高さがあるものでないと映えないので、スーパーのお彼岸コーナーの白い三角のテトラポットみたいな積み団子をいくつか積んで高さをだそうかと、立体図形の組み合わせを店先で必至で考えました。何個積むとピラミット状に積み重なるか真剣に計算しました。が考え過ぎて集合体恐怖症になったので、やめて普通の落雁のパックを買いました。これを4つで組体操のようにつめばいいかなと決めました。
持ち込みすると、飾りつけは葬儀屋のスタップがやってくれました。出来上がりを見るとなんかフツーに綺麗に並べるだけで終わりましたwww私の考えた時間よ・・・しかも砂糖菓子のピラミッド最初からついているし!!スタッフ「わたくしのサービスで今回お砂糖のほうをつけさせていただきました」
かかった金額は2500円ぐらいですかね。
折り鶴
お棺に入れる折り鶴を葬儀屋に頼むと10羽770円で50羽ほど必要ですといわれ、ハアアア???となりました。
あほか、そんなん頼むかよ、自分で折るんでと断って娘と一緒に折りました。折り紙は実家(ボロ)にあった30年だか40年だか前のものです。ボロ屋邸に誇りをもっているボロ屋王ならこちらのほうが喜ぶでしょう。
このツルは何に使うかというと、通夜に来てくれた人に棺入れてもらうそうです。葬儀に参加した人は花を入れるけど、それと同じようにツルをいれてもらうそうです。今はそんな(課金)サービスもあるのですね。はじめてききました。最初はそんなのいらないって思ったけど、やっぱりみんなに参加してもらいたいと願う私は、折って近所の参列した人に入れてもらいたいと考えるようになりました。通夜がはじまる直前までNちゃんはずっと無言でツルを折り続けました。まるでアンデルセンの白鳥の王子のようで、ロマンティックでした。
つづく
葬儀屋で頼むよりも安い、後からおくるカタログはネット注文のほうがいい




