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誘って頂いたので、久しぶりに映画館へ
本屋大賞にノミネートされた小説の映画化
『 コーヒーが冷めないうちに 』
4回泣けるということで
それを期待して見る人もいらっしゃるのかも知れないですね
わたしの場合、あまり泣きたくはないなぁと思いつつ・・・(^_^;)
心にわだかまりを抱えた人たちが
限られた時間で、過去に戻って会いたい人と再会する
だけど、起こった現実は変えられない
過去に戻った人はどうなっていくのか・・・そんな物語
誰でもね、
あの時に戻れたら・・・って考えることあるんじゃないかなぁ
伝えたかった
聞きたかった
知りたかった
こうしてあげれば良かった
こんなことしなければ良かった
過去の出來事への後悔
もしかしたら、言葉にできなかったために
誤解を生んだまま引きずってることもあるかも知れないです
伝えたいことがあるなら、その時に言わないとね
特に、子育てとか、身近な人との永遠の別れとか・・・
もう一度やり直すことはできない
映画のように過去に戻ることはできなくて、前に進むしかないです
わたしの父がガンで亡くなった時、次女は高校3年生
大學の2次試験の4日前
試験が終わるまで、亡くなったことを隠しました
次女にも、長女にも
その選択が良かったのかどうかは正直わかりません
試験が済んで事実を知り、ショックで學校を休んで泣いていました
爺ちゃんに会えなかった、そして、
自分のためにお姉ちゃんにも知らされなかった
進學してからも辛い思いを持っていたようです
それから二年ぐらいして、娘がみた夢の話しをしてくれました
『 わたしがいま病氣の勉強を頑張ってるからか、
爺ちゃんが夢でめっちゃ笑ってたよ 』
お互いに、なんだかちょっと樂になったような氣がしました
サロンに來られるお客様も、育児や仕事
普段の生活に追われて、ゆっくり自分と向き合う時間がないという方が多いです
そんな中で、毎日、選択の連続ですよね
わたしもそうだったけど、子どもの寝顔を見て、あとで反省したりね(>_<)
育児に限ったことではなく
自分を責めたり、過去にとらわれるのは、やめていかなくては。
たとえ、過去の出來事は変えられなくても
自分自身の心や行動は、今この瞬間にも変えることはできるんです
ちょっと見方を変えてみたら、
それまで氣がつかなかったものが見えて
進んでいけることもありますよ
『コーヒーが冷めないうちに』
言葉にする勇氣、行動する勇氣がもらえて
ほっこりする映画だと思います