４月２日
いつものように
薬師如来様のお寺に
お詣りに行きました。
私は、
このお寺の薬師如来様も
お地蔵様も
大好きなのです
小さなお寺なのですが
お寺の方が愛情込めて
管理されているのも
分かるし、
地元の方々から
とても
愛されているお寺です
ロウソクに火をつけて
お線香をあげていると
こちらのお寺で
よく見かける、
６０代〜７０代位の
男性をみかけたので、
挨拶をすると
親しげに話しかけられました。
和やかに会話をして、
私はお地蔵様の
お賽銭箱に
お金を入れました。
このお賽銭箱は、
中身が丸見えで
奥まで
手が入ります。
私の行動を見つめる
男性の視線に
嫌な予感を感じました。
手をあわせている時も
男性は
あれこれ話しかけてきます。
お地蔵様のお詣りを終え、
本堂で
薬師如来様にお祈りをしようと
ガラス窓越しに
本堂内の薬師如来様を
みると、
ガラス窓に
その男性が
映っています。
お地蔵様の所にいて
賽銭箱に
手を伸ばしています。
まさか
と思いましたが
信じたくないし。
複雑な心境になりつつも、
みていると、
私の様子を伺いながら、
賽銭箱の中から
お金を盗み、
自分の
ポケットの中に入れていました。
ガラスに映った光景ですが
表情もよくみえて
凄く気持ちが悪くて
こそ泥って
こういう事を言うんだな！
と、思いました。
私が強ければ
現行犯で注意できますが
身の危険を感じ
怖かったので
気付かない振りをしました。
しばらくすると
男性は居なくなったので
賽銭箱を覗くと、
中身は
空っぽでした。
お寺の方に報告したら、
賽銭泥棒の常習犯は
わかっているだけで
３名いるとの事です。
神社仏閣は
神仏が好きで、
訪れている人ばかりでは
ないようです。
視えないものへの敬意が
失われつつある事を
実感しました。
「バレなければ何をやってもいいや」
という人が、
聖域にまでいる。
親しく話した直後に
お金を盗む。
お賽銭泥棒
天はしっかり見ています。
必ず
悪しきカルマは返ってきます。
この出来事は、
私自身の心の在り方を
もっと厳しい目で
正したいと
思える出来事でした。
私の中にも、
卑怯でズルくて
自分本位な部分が
存在しています。
自分の事は
甘くなりやすいです。
どんな時も
一人の人間として
責任の取れる言動が
できる自分であるように
すぐに緩んでしまう
姿勢を正しながら
日々
自分を見つめていこうと
思います。
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