こちらの本、Nagiさんがブログでいつも薦めているので離婚前にも何度か読んだのですが（元夫のことではなく毒親のことを理解するため）、「いやいや、うちの毒親もさすがにここまでじゃないっすわ」と、まっっっったく理解ができませんでした。

が、離婚というどん底を経験し、46歳で毒親の元に戻るという更なる地獄に身を置いて、Nagiさんのサポートを受けながら、よーく自分のことに照らし合わせてみたら、

私は両親から愛されなかったどころか、壮絶ないじめとモラル・ハラスメントを受けていた！

ということが腑に落ちました。（最悪www）

加藤先生の言うモラル・ハラスメントというのは、一般的に言われているモラハラとは違うんです。

だから理解ができなかったんです。

加藤先生のモラル・ハラスメントの定義とは、美徳による支配のことです。

うちの場合、母は分かりやすかったんですよね。

気に入らないことがあればヒステリーをおこして、泣き叫んで、虐待をしてきたので。

だけど、父は本当に分かりにくかった。

明るくて楽しくて、よく遊んでくれて、よく面倒を見てくれて。

私や妹のことを否定するようなことは一切言わなかった。

ところが、実は私を騙して攻撃し続けていたのです！

本人にも全くその自覚はありませんが。

で、毒親から受けた傷を癒す（インナーチャイルドを癒す）的なヒーリングやセッションってごまんとありますが、

自分が親から本当は何をされてきたのかということが心底理解できなければ、そんな表面的な癒しには何の意味もない

ということも分かりました。

今までにその表面的な癒しにどれだけの時間と労力とお金をつぎ込んできたことか…orz

私がここまで深いところに気がつけたのは、敢えて地獄と分かっていて毒親の元に戻ってみたおかげなのですが、そういう意味でもやはり離婚は必然でした。

元夫にはいろんな意味で感謝しかありません。

夫婦関係のトラブルって、親との間に解決してない問題がありますよっていうメッセージなんだと思います。

だから、相手を責めて直そうとしても何の意味もないですね。

こんなことが分かるようになったなんて、私も成長したな〜

家の近所でひまわり畑を見つけました

自分が本当は何をされてきたのか