以前から低血糖症のことは知っていたのですが、そのころやっていたマクロビ関係の本を読むと、低血糖症を治すにはすごく厳しい食事制限しか方法がないようなことが書いてあったような記憶があり、「いやいやこんなの無理、ていうか私は低血糖症じゃない、大丈夫!」と思い込むことにして、低血糖症のことは考えないようにして過ごしていました
が、SLEが再燃して、栄養療法をきっかけにいろいろなことを知るようになり、「やっぱり私は低血糖症なんだろうな」と思うに至りました。
そんなわけで、今まで(ステロイドの量が7mgだった頃くらいまで)は三食きっちり食べて間食はしないという食生活をしていたのですが(というか、ステロイドで常に血糖値が高くなりがちだったので間食をしなくても大丈夫だったのだろうと、今になってみると思います)、最近は低血糖症対策でちょくちょく補食をしています。
なのでやはり体重は増えます
と言っても、再燃前のようにたんぱく質もろくに食べずに炭水化物や甘い物を好きなように食べているわけではないので、不必要に(?)体重が増えているわけではない…と思っています。
健康な人が太らないようにするためには空腹時間を作ることが必要ですが、低血糖症の人の場合、血糖値を安定させるためにはこまめな補食が大切だと知ったからです。(スリムで健康な人が本当に羨ましいですが、今の私はダイエットよりも健康体を目指すことが最優先!)
…という知識は分子栄養学の先生やカウンセラーさんたちのブログやTwitterを参考にして覚えたのですが、ふと低血糖症についての本を読んでみようと思い立ち、図書館で借りてみました。
SLEが再燃しかけた頃、過食症まではいかないものの、食べすぎてしまうのをなんとかしたくて、実は摂食障害の自助グループのオンラインミーティングに参加したりしたこともありますが、あの頃の自分にこの本を読ませてあげたかったです…!
ただ、これは2008年の本なので、著者の矢崎智子先生は今どんな活動をされているのかなと調べてみたところ、今はトラウマ治療をされているようです。
私は今までいろいろなカウンセリングを受けてきてもうトラウマはお腹いっぱいという感じなので、「やっぱりここに戻ってきちゃうか~」というガッカリ感は正直否めませんが、智子先生のメルマガのバックナンバーにも以前私がブログに書いていたのと同じことが書かれていて、私の場合も病気とさよならするためには幼少期のトラウマを癒すことが必要なのかもしれないな、と思いました。
少し智子先生のメルマガを引用させていただくと、
病気を治すということが
「もっとつらい何か」から 目をそらす 気を紛らわす
そういうことの役に 立っていることがあります
病気を治したいと思いながら 心の違うところでは
病気が治ってしまったら、困る
なぜなら 病気と戦う というような
何か ものすごく夢中になれることがなかったら
心の中で ぱっくりと大きな口を開けて待っている
底知れぬ闇のような
虚しさや
孤独感や
無価値感や
自己否定感 などに
何もかも 飲み込まれそうになる
それを感じないですむために
それと向き合わないですむために
病気治しのような 命をかけて夢中になれるような何かが必要で
それに夢中になっていれば
本当の心の痛みに 向き合わなくてすむ
そのために 長い間 病気を持ち続けている
思い当たることありすぎ~
ただ、これまで受けてきたカウンセリングでは、親に対する怒りや恨みを取り扱っていただいたことが多かったのですが、そのおかげで今はもうそういう気持ちはありません。
これからは、時間はかかるかもしれませんが、自分の内側を癒していくことをコツコツとやっていこうと思っています。