雲の上から下を見ると 虹 は まぁるく見えるらしい・・・

そんなお話を聞いていた 夏の日を 思い出してしまった

飛行機野郎 とか セスナ使い とか 言って 話をさせると

こんな小さな飛行機を操るのは パイロットではなく

ただの運転手だ と言っては 

その笑い顔が 淋しそうだから 

私は 自分ができない事をしてる人は無条件に尊敬の対象だから

そう思うと 話す

だが

記憶は残酷で 過去をやり直す事は不可能だからとの理由に

突然自虐的な言動になる その人は

ホントは ただ平凡な人生を選んでおけば良かったとしか

繰り返さなかった・・・な

ダメだね~

やり直せっこ無いね~

なら 頑張ってお嫁ちゃんでも もらいな~

な~んて ふざけて言おうもんなら

理想の 女性談義が 永遠に続くのだ・・・(22歳158センチ38キロ)

そして 最後に 俺はただのエロじじぃ と つぶやくから

わかってるじゃん って返してやるのだ

細かくて うるさくて わがままで 自意識過剰で 意地悪で

しかも

繊細で 儚げで 弱々しくて 時に強くて 突然優しい

まぁるく見える 虹の真ん中をさ~

降りて来ることできないの?

バカか?滑走路の無いとこへか? それに そこが 山だったら?

あ。そっか・・・

地表のデコボコによって 風の向きが変わるもんだろ?

何年 ここの仕事してる?そんな事も知らないで・・・

う~

上昇気流があるってことは 下降気流もある

透明で見えないわ~なんて思っていたら 山へ突っ込むぞ

うはっ

俺ひとり突っ込んだんなら やっちまったか~アイツ~で済むけど

客乗せて そんな事になってみろ

やだ ダメ! それだけは 絶対

ダメったって・・・無いとは言えない

無いよ絶対 私が決めた

やっぱり とことん おかしなおばちゃんだな と 笑う 

いいさ 笑ってくれ

そう・・・小さな機体は 風に舞う木の葉のように 飛行するのだ

だから 機長の判断は絶対なのだ

飛ばない 飛べない 時に飛びたくない も 全てにおいて絶対なのだ

まぁるい虹

そういえば 雲に写る機体の影に 

まぁるく虹がかかる現象も見えることが あるとか・・・

やっぱり

飛行機乗りにしか 見ることの叶わない世界だな・・・

どうしているかな?元気かな?

ことしの夏は どこ飛んでるのかな?

そろそろ 逢いたいな~っと!