今までの 我が家の お正月は 元旦から仕事だったし 実家は遠いし

ただ ひたすら 寝正月 出かけても神社くらい・・・でした


それで 別に不満も無く(私はね)

の~~んびり ゆ~~っくり・・・


ところが 今年は 家を離れて暮らしている ふたりの娘達が

それぞれ バイトだ~ 友人と初詣だ~ なんだ かんだ~って


つまりは 家にいても 今までのように ただ ただ 食って寝る正月なのは

目に見えてるし つまんないから 帰らないぞって決めたそうで


結婚以来 いや 知り合って初の 夫婦ふたりっきりの正月 

となったのです(どっかに書いたけど)


それなのに 連日の 悪天候  っましょうがないけどね

それは こっちへ置いといて・・・

年末年始 休みなく 働いた我が長女 が


そういう の~んびりとした 家庭に 育ち 

ぼへぇぇぇ~っと してるお正月しか知らない

そんな 長女が バイト先の大型店での 初売りの光景を 見て

驚いた ようです・・・かなり

「すごいよ~!開店前に並んでさ~ 開店と同時にダッシュだよ~」

「うんうん・・・」

「なんだか 凄まじいって 感じだった 怖かった~」

「あはは  初売りってそんなもんじゃないの?」

「だけど この天気だよ 路面ツルツルだよ それなのに来てる」

「うん こっちも悪路だわ だからどこにも行かない」

「ウチは毎年どこも行かないじゃん」

「ま~ね」

「でもね 小さい子の手を引いて 店内を走ってるんだよ~」

と まぁ やっとバイトがお休みになったようなので 

電話でその様子を 聞いたのです・・・

お目当てのお店まで走る という行為も驚いたそうですが

車で2時間もかけて しかも かなりの悪天候なのに

小さな子を連れて来る という そのエネルギーに仰天しちゃったようでした

交通機関も正月は時間が変更されている事と

普通に歩くことすら ままならない凍った道路を30~40分も

歩いて帰るにはつらいなと思い 風邪気味だったこともあり 

タクシーを使って帰ったそうですが

その タクシーの運転手さんですら

こんな日は仕事じゃなかったら絶対走らない と 言っていたそうな・・・

「人ってさ~ どうして そこまでになれる~?」

「ん??」

「だって 生死に関わるもんじゃないでしょ?福袋って・・・」

「うん まぁ そうね・・・」

「それなのに 命賭けて来てるじゃない 自分だけじゃなく子供も連れてさ

何かあったら 正月早々 イヤじゃないのかな?

そこまでして 欲しいもんかな?福袋・・・」

「そこのウチは 毎年それで新年がスタートなのかもよ」

「ふ~ん わからないな~」

「お店だって そういうお客さんがいるから やっていけるんだろうし・・・」

「そうだけど~ 少数のお客さんなら そんなに驚かないけどさ~

すごい数の集団になって 来るから やっぱり怖いわ・・・」

きっと 目に見えない何かに この人々は 操られているのではないか?

だが その様子を見ている自分が なぜこうまで 冷ややかなのか?

と 長女は感じたそうです  

「いい経験じゃない?人間ウォッチング・・・」

「そうそう~ すっごいもん見ちゃったよ新年早々に~」

「あなたの二十歳の正月は そこからスタートってことだ・・・」

長女二十歳  大型店内の書店員として年末年始に

かなり 細部まで楽しく 人間観察中