なぜ彼女は35年もの間。間に合わない生活をしてきたのか?①
続きです
さて、
マインドフルネス〔瞑想状態〕になってもらい声をかけます
「間に合う自分になっていいんだよ」
すると
にっこり
嬉しいです
でも、首に痛みがあるとのこと
釘が刺さってる〔イメージです〕
「いつからありますか?」
「え?なんか幼稚園の頃が浮かぶ。5歳」
その釘には鎖がついているというので
それをたどってもらいました
すると
実家につながっていました
彼女はこう言いました
「無秩序な実家につながってる」
無秩序!ここポイント
それでわたしは「釘をぬいてみましょう」
といいました
彼女がやってみようとすると
すぐに
イヤだー!コレがないと困る!
無秩序な実家を生き延びれない
大号泣
彼女は泣きながら、言いました
「朝、早起きしても誰も起きてないの
お腹空くし、寂しいし。」
「約束してても、約束守ってくれないの
だから、間に合わないことにしたの」
「わたしが間に合うと迷惑かけるの
たくさん、たくさん傷つくの
だから、間に合わないことにしたの」
大泣
この後、チャイルドワークをして
丁寧な癒しをしました。
そうです
彼女が間に合わない生活をしてきた訳
無秩序な実家を生き延びるための
大事な大事なサバイバルスキルだったのです
間に合う生活をしたら、
たくさんたくさん傷ついたから
傷つかない方法として
5歳のとき
けなげにも
身につけた
大事なスキルです
簡単に手放せません
そんなことは本人も忘れて
ますが
状況が変わった35年後の今まで
ずっと起動し続けてきたのです
今は不都合が起きていますが
けして、ただの厄介モノではないんです
生き延びるために賢い選択をしたんです
ところで
釘はすんなり抜けるとは
思ってませんでしたよ
ねらいどおり、
無意識に眠る抵抗を
引き出すことができました!
彼女のその後は
また、次回
続く
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