前回の続きです

昨日の記事を読んで、

???

何のこと、意味がわからない


なんでも引き受けるんじゃなく断ったらいいという話でしょう?

と思われた方


そんな浅い内容ではありません。

もっと奥が深いです。




バウンダリーって何?



と言われたら

日本語では境界線を意味します。


しかし、この境界線

自分の領域がどこからどこまでで

相手の領域がどこからどこまでなのかが

わかっていないと 

引くことができないんです。


しかも、日本人は、バウンダリーの教育をほとんど受けていません。

人の領域に侵入して世話を焼くことがいいことだと勘違いしていたり、

自分のことは後回しにして、人のことばかりしていることが、評価されたり

個人のバウンダリーが曖昧な文化なんです。

それでも、機能してたらいいのですが、

近年は不都合ばかり起きてきている。

悩みごとを聞いていたら、ほとんどが、人 の問題ばかりで自分の生活を犠牲にして世話を焼いている人がいます。それでも、相手の役に立っていたらまだいいんですが、相手はお門違いの世話焼きに迷惑していて、だけど、遠慮して言えないでいる。ついでに本人と家族は自分たちに必要なことが何一つされていなくて困っている。

そんな、だれのためにもなってないケースもあります。

そういう方に
「それは相手の問題であなたの問題ではないですよ」

と伝えてもわからない



そもそも自分がわからない

自分の気持ちがわからない

自分の気持ちを感じることでさえ

悪いことだと思っている

わがままだと思っている

自分のニーズを満たすことも

わがままだと思っている

だから、相手のことばかりしている

話を聞いていても、主語がなくて

人のことと自分のことがごちゃごちゃです

話を聞いていて「あー困ってるんだな」と思ってたら娘さんのことだったり

「ひどく、忙しいんです」というからそうなのかと思ったらご主人のことだったり

「本当に怒ってるんです」って言うからそうなのかと思ったら、隣の奥さんが怒ってるらしい
しかも推察で。

それを
まるで自分のことのように言う

そして

たくさんの問題を抱えてアップアップしている

人のことをまるで自分のことのようにとらえて世話を焼くのがいいことだと思っている

そんな滑稽な人が

たくさんいます。

一番の功罪は何か?

続きはまた



ピンときた方、バウンダリーを学んでみませんか?

少しシリーズで書きます