鬱病を治すには、自分との闘いが必要。
分かっているのに出来ない、しない。
そんな自分が情けなく、腹立たしい。

堕ちてる状態は、とても辛いのに、、どうして入りこんでしまうのだろう。

黒い世界に独りポツンと置かれている。

みんな素通りしていく。

眠れない夜、ちょっとだけ夢を見た。

死んだ父や祖母が出てきた。
私は子供のままだ。
懐かしい匂いがした。
安心できた。

眠れない時には、必ずヤツが来る。
私を脅かそうと、首を絞めたり、心臓を刺したり、背中にぶらさがったり、肩を重くする。
ヤツは声も出せるのだ。
たまに、姿も見せる。

街ですれ違う事もある。
同じ電車に乗り合わせる時もある。

いつも私の隙を伺っている。
邪魔をしたり、崖に追い詰めたり、死の淵に誘ってくる。

こんな私になんの価値があるのだろう。

くだらない無駄な考え。
どうすれば無くなるのだろう。
私にとっては、ここで生き残れるか、負けて死んでしまうのか、
重大な問題。

なんかの拍子に、箍が緩んで底に沈んでしまいそう。

妄想の世界。
しかし、それは現実の世界と同じ。
どこまでが平行線?

それを外れた時、私の魂が身体を抜け出るのだろう。

何回も魂を泳がせてみた。
どこにだって行ける。

自分が横たわっている姿も見える。

「あそこが私の住処。」

しかし、その身体が粉々になっていたら。

魂は帰る処がなくなり、漂う、戸惑う。
もしかしたら誰かに乗り移ろうとするかもしれない。

狙われている私の魂は、良くも悪くも使えるのだ。

トンネルの出口は、近づいたり遠ざかったり。
今は、なんの光も見えない。

鬱病、そんな一言で片付けて欲しくない。

でも、抜け出さないと、毎日が辛いだけ。

寂しい、悲しい、マイナスの感情がある限り、
ここからは出られない。

心と身体が同時に病んでいる。