今日は、生後1ヶ月半で亡くなった弟の命日。
弟のためにクリスタルボウルを演奏した。

オーシャンインジウム小        

新たに仲間に入ったオーシャンインジウム、綺麗な空色のボウル。
ラッフィングブッダと、ようやく調和してきた。
お互いの音と波動が、呼応し始めたのを感じる。




最初は、小さく優しく鳴らしてみた。
私自身の状態が良いせいもあって、とても心地よい音。
優しく、優しく、鼓動のように、2つのボウルを交互に鳴らす。
一つの音に念を込めて鳴らすと、音の深さが出てくるように感じた。

波動が身体に馴染み始めてきてから、
倍音を出してみた。

ボウルの側面をマレットで撫でるようにして出す音。
途中からボウルから自然に音が出てくるようになった。

目を閉じて、音の中に入ってみる。
色々な音が聴こえる。
大きく、小さく、ゆっくり、早く、音の綴れ織り。
どこまでも途切れることなく。

弟まで届くだろうか?という心配は消えてしまった。

弟の小さい顔、白い肌が浮かんできた。
いつまでも、赤ちゃんのままだ。
弟が生まれてきた意味、たった1ヶ月半の命と思っていたが、
そうではない。
弟は、私に大切な事を教えてくれるために、この世に生を受けたのだ。

ありがとう。

自然と、弟への感謝の言葉が口に出た。

クリスタルボウルと私の距離が、少し近づいたようだった。
私の思うままに音を出すのではなく、クリスタルボウルと一体になるのが重要なのだ。
2つのボウルの間に寝てみた。
自分の居場所はここだ、という思い。

丹田の上に置き、鳴らす。
気功と同じような感覚。
明るい光が見えた。
ほんの一瞬閃き、はかなく消えてしまう光。
クリスタルボウルと弟が導いてきてくれた光。
大切に心の中にしまった。