継母の実家は岐阜県の田舎にある。

夏休み、家族で行くことがあった。

 

継母の実家から父との結婚は反対されていたらしい。そりゃそうだ(笑)

でもおじいちゃん、おばあちゃん、おばさんやおじさんは父の連れ子の兄や私にとても優しくしてくれた。

継母は長女で次女のおばさんとは喧嘩ばかりしていた。

 

ある日、継母と継母の妹の次女、三女の三人で話しているのが聞こえた。次女の嫁ぎ先で義母にいじめられているって話をしていた。継母がえらそうに「我慢しなさい」みたいなことを延々と次女に言っていて、次女がかわいそうだった。でも次女のおばさんは私にすごく優しくて料理とか色々教えてくれた。継母と仲が悪いと知っていたので継母の愚痴を言ってみた。

「家の掃除をしないから家が汚い」「洗濯物も片付けない」何でも私にやらせるってことを。

 

次の日、継母と次女がまた喧嘩した。その時に次女が反撃?「家のこと何もしないくせに!(私に)聞いたから!」って言ってしまった。私は終わった…と思った。あとからしこたま殴られたのは言うまでもない。

その優しかった次女は若くして胃がんで亡くなってしまった。これでまた味方がいなくなってしまったと落胆したことを覚えている。

 

次女、三女は優しい会社員のダンナ様と結婚して持ち家もある。継母は悔しかったのかもと思った。

うちは暴力的で高圧的な父親、いつも継母に命令系で外出先でも家でも威張りちらす。妻の尻に敷かれるのがダサいって思っている父だったから、次女の夫が次女の言うことをハイハイ聞いていたら「あ~ダンナ情けないな~」って言っていた。私は父の行動がイヤだったから「優しくて幸せそうで私はいいなって思うけど」って言ってみたけど、「ふんっ」って鼻で笑って何も変わらなかった。

そんな偉そうな父親は団地暮らし、給料も安い貧乏だ。あんたの方が情けないけどねって子供ながらに思った。