こんにちは、サークル代表の内山です。
以前、患者さんの社会復帰支援の仕事をしていた時、
うまくいかない場合、
「あの患者さんは、障害の受容ができていないから、
支援がうまくいかない。」
と思う事がありました。
それは間違いでした。
「私達は、何でもできるわけではない。」
と先輩に言われました。
私自身の経験や支援技術の未熟さを、
患者さんのせいにしていただけです。
障害の受容、という言葉は学校で習い、
障害を受け入れるまでの過程の図を覚えています。
では、保護者にとっての障害の受容は何だろう、
と考えるようになりました。
きっかけは
「あの保護者さんは、お子さんの障害を認めていない。」
という話をある場所で聞いた時です。
私自身は子供の障害を本当に受容しているだろうか、
という疑問がわきました。
例えば、
発達障害が改善される薬が開発され、
自費でしか手に入らず、とても高額医療だとしても
「これを飲めば、あなたのお子さん達は
一般のお子さんのようになります。」と説明を受けたら
私は全財産を売り払ってでも、その薬を服用させてしまうでしょう。
障害のない、一般のお子さんのようになって欲しいから。
それでも、私は子供の障害を受容している保護者だ、
と言えるのかどうか。
ただ、保護者ではない、第三者の立場の方が
「あの保護者さんは子供の障害を認めないから
~がうまくいっていない。」
とか
「療育を受けさせないから子供がかわいそうだ。」
というように評価をして欲しくないのです。
私から参加者の方へ説明をするのは、
療育は双子にとって必要だから受けている。
そして、こんなに成長をしたんですよ。
療育や児童福祉サービスを受ける事は
子供にも保護者にもメリットばかりで、
何もデメリットはありませんでした。
というお話をしています。
療育教室に通っていて、
保護者が批判をされるとか
子供が無理やり何かを矯正されたという経験もありません。
お子さんが障害の診断を受ける時、
心を痛めない保護者の方はいません。
初めから前向きになどなれません。
ただ話を聞いてほしい、と思ったら
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こちらの本を参考にしています。
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