問われる政治家の資質,有権者の眼力 | 今野ともひろのブログ

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総選挙を前にして民主党からの離党,第三極への合流が続きました。表向きは民主党の政策に同意できないというのが離党の理由に挙げられていますが,実際は,民主党への逆風を避けるためというのが本音でしょう。いわば選挙のための離党と断ぜざるを得ません。

日本の政治は政党政治です。政治家のこうした保身だけを考えた行動が有権者の選択を混乱させ,政党や政治そのものへの不信に拍車をかけています。

選挙前に民主党に風が吹いていれば民主党に入りますといい,逆に,自民党に風が吹いていると思えば自民党に入りますという,そんな政治家が国民のための政治を行えるはずがありません。

理念や政策を度外視して党派にすり寄る政治家によって,政党政治は崩壊の危機に瀕しており,これが政治の機能不全を招くことは明らかです。

しがらみのある一部の人間が,しがらみの中で政治勢力を独占し,多くの有権者の選択の効力を歪めてしまう,これがいまの政治の実態です。

政策を云々する前に,国民のために身を捨てる覚悟がなければ政治家になる資格はありません。日本の国力が低下している今ほど政治家の資質が問われる時代はないと思います。

私は,いまの社会を住みよい社会へと変革し,これを次世代に引き継ぐために,この先ずっと自民党でやっていきます。自民党への批判があるのは承知していますが,そうした声に耳を傾け,新しい自民党を築くことで,政治を有権者の手に取り戻すことをお約束します。