今月より東映チャンネルで『柔道一直線』が放送開始。東映チャンネルでは再放送含めて3回目の放送ですかね。

 

東京オリンピックで外人選手に敗れた柔道家の息子である一条直也(桜木健一)が街で暴れる外人を地獄車なる技で仕留めた車周作(高松英郎)に弟子入りし、柔道家として成長していく過程を描くドラマ。

 

初期の中学編では赤月旭(真山譲二)、大豪寺虎男(保高正伸)、力石竜(北村晃一)といった柔道のライバルに加え、ボクシングや空手の選手とも戦ったり、街で暴れたりする外人(しかも試合でも悪役レスラー、あるいはショッカー戦闘員みたいなマスク被ってる!!)と対決したりする展開が続き、後半の高校生編では、風祭右京(佐々木剛)や結城真吾(近藤正臣)といったライバルと切磋琢磨して成長する流れになってます。

 

個人的には前半の流れの方が好きですかね。

悪辣な外人柔道選手、ジュードーキッドのライナー投げ(投げられると野球のライナーのように一直線に上空に飛んでいき、壁等に突撃してしまう技)により一敗地にまみれた一条。

 

ジュードーキッド「ハッハッハ~ニッポンジュードー ヨワイ」

 

と日本柔道をバカにするキッド。

 

本来なら試合会場の壁に突っ込み、死んでいた直也だったが、会場にかかっていた日の丸の旗に飛び込んだので一命を取り留めた。

 

直也「日の丸が俺を救ってくれた・・・」

 

と涙を流す直也。

ちなみに、発売中のDVDに収録されている座談会で、桜木氏が一番印象に残るシーンがここだったのだとか。

 

その後、奮起した直也はライナー投げを破る海老車を開発し勝利します。

この海老車ってのがまた何ともすごい技で、投げられて空中を浮遊している最中に体を「く」の字にすることで、自分の身体がブーメランのようになり、投げた相手の場所に戻るというもの!!!

 

最近はリアリティが求められている傾向にありますが、テレビのドラマなんてこれでいいんですよね。


DVDはBOX発売の後、単品でも発売されました。私が購入したのは後者の方。

BOXはDVD化希望の署名が多く、発売決定をし、第一巻の予約を取ったら署名分など程遠い分しか予約が入らず、一時発売中止になるなどかなり揉めた経緯あり。

そのためか、単品発売されるまではヤフオク等でバカ高い値段が付いてました。