『ザ・スーパーガール』 13話「女ドラゴン 紅の必殺拳」

 



スーパーガールのメンバーであるリエ(牧れい)と悦子(田中なおみ)は行方不明の父親を探す謙一少年と出会う。

謙一の父は優秀な印刷工で、家を訪ねたリエは謎の空手使いに襲われる。しかしその部屋にはリエの友達のサエ(山口美也子)の店のマッチが・・・

 

実はサエは偽札偽造団の一味で謙一の父はそこで偽造ドル紙幣を作らされていた。

サエを訪ねるリエ。偽造団は警戒を強めるようになるが、サエの妹(水原ゆう紀)に姉が偽造団の一味であることが知られてしまい、激しいリンチの末に妹は殺されてしまう。

 

組織からサエを助け出し、逃走するがボスの用心棒(石橋雅史)率いる先程の空手使い、手裏剣使いといった凄腕の殺し屋たちが立ちはだかる・・・

 



スーパーガールのメンバーではアクション担当の牧れいのために作られたようなエピソード。

この頃(1979年)は『Gメン’75』でも頻繁に香港での空手アクション編を作ってましたが、この作品でももっとこうしたストーリーがあっても良かったかと思いますね、せっかく牧れいがいるわけですし。

 

それから、空手アクションではお馴染みの悪役 石橋雅史がやっぱり登場。劇中では「ハァ~~~ッ」という呼吸の後、「ウィヤァァァァ~~」といった奇声を発しながら両手に持った中国の武具サイを振り回し暴れてました(最後は牧れいの連続パンチを顔面に何発も受けた後、踏みつぶされてしまいました・・・・)