大都会PartⅢ 第１０話 「狙われた部長刑事」
城西署に投書があり、内容は
「城西署には黒岩軍団と称する暴力団がいる。取調の厳しさ、人権無視、腕力にモノを言わせた脅し、こういう事は黒岩軍団にとってはごく当たり前のことだ」
「かつどんを頼んだのにカレーを出した。私はカレーライスは嫌いだと言うと犯罪人のくせに贅沢言うなと怒鳴りつけ無理やりカレーライスを食わせた」
「２月の寒い時も裸足で歩かされ、取調の時には首を絞めたりタバコの火を手に押し付けたりした」
「黒岩は悪の権化、黒岩は鬼だ、おれを殺すつもりだ、俺の命を狙っている・・・」
くだらねー投書しやがってと苦笑する城西署メンバー（たしかに取り調べは拷問に近いものもあるが・・・）。
しかし、黒岩の自宅に毒入り牛乳が届けられていたから笑ってもいられない。
投書した奴は黒岩に復讐心を持ってる奴と捜査を始めるが、犯人の日高（小宮守）は婦女暴行で捕まり、黒岩にこってりと絞られたことにより、極度の黒岩恐怖症に陥り頭のおかしくなった奴だった！
これが犯人の部屋。少し前に、ストーカー犯人の部屋として、標的の女性の写真を部屋いっぱいに貼っているというのがあったが、それに近いものがあるな。
頭がおかしくなるくらいの取り知らべはどんなのかというと・・・
取調室にて、日高の前にはカレーライスがおいてある。これはかつ丼を持ってくる蕎麦屋が休みだったから近くの洋食屋で出前を取ったものとのこと。
黒岩「食えよ、冷えてしまうぞ」
黒岩が「いい加減に吐いたらどうなんだ？カワイイかみさんもいるんだろ？」
（特に黒岩にブチ切れてる様子はない）
弁慶（刈谷俊介）「はっきりしろ！！」
と怒鳴り、机をぶっ叩いたと同時におもらしする日高。
トラ（星正人）「婦女暴行はする、小便はもらす、全くどうしようもないやつだな」
と言い日高を馬鹿にする。
ん・・・むしろ弁慶やトラに恨み持つならまだわかるが・・・
最後は黒岩軍団に追い詰められた日高が武蔵小山商店街にライフルのまま乱入し、商店街内で銃撃戦。これは結構迫力あります。いまなら撮影の規制がうるさかったりして撮るのも困難でしょう・・・というより、恐怖症に陥った奴が事件起こして最後は射殺されるという内容にクレームがつくかも？今はとにかくこうゆうことにうるさいからねぇ。