仮面ライダー 73話 「ダブルライダー 倒せシオマネキング」



前回に続いて紀伊半島に基地建設をたくらむ地獄大使。
海原博士の乗るボートを襲うシオマネキング。
そのボートを遊覧船に乗り観光を楽しんでいた(前回旅館の番頭がこのご一行のために殺されてるんだが・・・)立花レーシングご一行が見つけるという展開


2号ライダーの登場はあんまりないのが残念(佐々木氏の飲み過ぎによるものなのか?)



このエピソードが放映されていたころは、カルビー製菓(今のカルビー)の発売していた「仮面ライダースナック」が大ブームの頃。



ジャガイモを原料にした星形でピンク色のスナック菓子で、かっぱえびせんの姉妹品として売り出されてはいたが、塩味ではなく甘くコーティングされている。
定価は20円
お世辞にも美味しいと言えるものではなかったとの声が多い。



この菓子についている「仮面ライダーカード」を求めて当時の子供たちは、この菓子を買いまくった。
カード目当てだから、不味い菓子なんかどうでもよく、カードだけを取ってスナックを捨ててしまうという子供が続発。
マスコミで報道され、学校でも「ライダースナックは買ったらちゃんと食べましょう」と呼びかけもあったという。この当時の子供の両親は戦時中を生きてきた人がほとんどだろうから、食べ物を粗末にするということへの抵抗が、今の親より強いのかも。
一部の店舗では、いらない菓子を集め(仕入0円)、菓子のみを定価の数円引きで再販売するとんでもない店もあったんだとか!



スナック自体は73年まで発売され、最終的な売り上げは6億2000万袋(資料によって多少差有)、広島で創業したカルビーが本社を東京へ移すきっかけにもなった。



そのカードってのは怪人の写真とデータ(火を噴く毛虫怪人ドクガンダー、弱点=火とか無茶苦茶なデータも・・・)だったり、ライダーの写真だったり。



三楽齋の部屋-20110717213136.jpg


ライダーカードには、通常のカードと異なる「ラッキーカード」と呼ばれるレアカードがあった。「ラッキーカード」をカルビー製菓ライダー係宛に送ると、カードを収納できる「仮面ライダーアルバム」をもらうことができるようになっており、ラッキーカードを求めて「仮面ライダースナック」を購入する者も多かった。
1999年にはポテトチップスうす塩味の入った形で再版されている。





この女は何者?