今日はこちらのニュースから。
【新】なぜリーダーには「教養」が必要なのか (NewsPicks)
非常に興味深く、且つ、教養のない僕には非常に耳の痛い連載です。以下、僕が共感した文を引用します。
多くの大学では、学生は文系・理系に分けられ、専門分野に特化した研究を行う。しかし実社会では、ほとんどのトピックが学問横断的な性格を持ち、一つのジャンルに特化した知識ばかり溜め込んでいても、使えるシーンが少なくなっている。
様々な分野の教養を深め、それを自分の業界や立場に置き換えられれば、各分野の発展にプラスになることが多いと思います。
リーダー(指導者)=イノベーター(革新者)=?
ヨーロッパの某有名サッカー指導者の「育成理論と指導法」に関するプレゼンテーションを見たことがあるのですが、その資料の冒頭には、ビル・ゲイツやマハトマ・ガンディー、パブロ・ピカソやネルソン・マンデラなどが登場します。更には、アインシュタイン、フロイト、ダーウィンなどの偉人も出てきます。そこにはたしか、こんなキャプションが添えられていました。
Go there where nobody went before.
誰も行かなかったところに行く。
記憶な曖昧+拙い英語力なので、間違ってたらツッコミ入れてください。まぁ大体そんなことが書かれていました。たしかにリーダーって、誰も行かなかったところへ行った革新者(イノベーター)なんですよね。スポーツの指導者も、様々なジャンルのリーダーから学び、教養を深めていきたいですね。
…で、このプレゼンテーションには、誰も行かなかったところに行った偉大なアスリートたちも登場するのですが、その中で僕が気になったのがこの人です。
ディック・フォスベリーさん
写真はWikiから拝借しました。問題あればご連絡ください。
だれ?(´・ω・`)
ってなりますよね。僕はこのプレゼンテーションで初めて知りました。
このフォスベリーさん、陸上の走り高跳びの選手(1968年メキシコ五輪の金メダリスト)なんですが、世界で初めて背面跳びをした選手なんです。走り高跳びといえば、今でこそバーに背中を向ける背面跳びが当たり前ですが、、
何で背中から飛ぼうと思ったん?(´・ω・`)
皆がお腹を下にして跳ぶベリーロールというスタイル全盛の時代に背中から飛ぶなんてフォスベリーさん、もはやアスリートではなく革新者(イノベーター)と呼んでいいと思います。
気になって探したら、オリンピックの公式YouTubeチャンネルにありました。こちちらがフォスベリーさんが金メダルを獲得した伝説の背面跳びです。
Dick Fosbury Changes The High Jump Forever - Fosbury Flop- Mexico 1968 Olympics (Youtubeオリンピックチャンネル)
この時のオリンピックで背面跳びをした選手はフォスベリーさんただ一人。まさに孤高のイノベーター。いや、いつの時代もイノベーターとは孤高な存在なのでしょう。
…そして、この孤高のイノベーターに目をつけたフランスの有名アーティストがいました。
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すげーぞ!!TAHITI80!!なぜフォスベリーさんをアルバムタイトルにした!?
このアルバム、僕も持っているのですが、まさかタイトルがフォスベリーさんだったなんて。。結構な衝撃を受けました。。…で、なんでフォスベリーさんをタイトルにしたのか気になってインタビューを探したのですが、何処にも載ってませんでした(´・ω・`)
かなり話が逸れましたが、イノベーターが業界に革命をもたらし、発展をさせ、リーダーになっていくのはスポーツも同じ。様々なジャンルのリーダーたちの"共通マインド"を探り出し、自分の立場に置き換え、考え、行動する努力は、アスリートにも指導者にも必要なことだなと思いました。それではお聴きください。TAHITI80のアルバム「フォスベリー」から「Changes」です。どうぞ。