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【元K-1日本王者】緊張をコントロールし、大舞台で勝つ方法(後編)

NewsPicks
 
小比類巻氏は、適度な緊張感が良いパフォーマンスを生み出すということを経験的に知っているのだろうな、というのが率直な感想です。
 
同じ状況でも、人によってプレッシャーの感じ方は違います。重要なのは、いかに思考をコントロールしてベストのプロセスを探り、過度な緊張感を和らげるか?ではないでしょうか。では、ベストなプロセスとはどのようにして探ればよいのか?
 
 
 
 
プレッシャーの要因からプロセスを逆算
 
パフォーマンスを低下させる要因は様々ですが、スポーツであればフィジカルコンディション(怪我や体力や体のキレ)またはゲームコンディション(試合勘)からくる不安要素が多いのではないかと思います。
 
そういった状態(コンディション)を把握し、試合の戦い方をイメージする。いわゆる「ゲームプランを練る」というやつです。団体競技の監督であれば、選手選考などにも影響してきます。
 
 
 
 
足りない部分を補うプラスαの準備
 
選手や監督は、ゲームプランから逆算して、どんな準備をすれば良いのか?を探ります。たとえば、昨日発表されたサッカー日本代表の本田圭佑選手や長友佑都選手などは、実戦から遠ざかっているなかで、全体練習以外にプラスαの準備をしていて、その点についてハリルホジッチ監督が会見で触れていました。
 
また、ハリルホジッチ監督からしても、監督としてのゲームプランから逆算したプラスαの準備の中で、圭佑と佑都くんの経験値は今の代表に必要という判断をしたのではないかと思います。
 
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戦況を見つめるハリルホジッチ日本代表監督
 
 

パフォーマンスと精神的負荷の関係は、アスリート(プロからアマ、大人から子供まで)個々のメンタリティーに依存する部分も大きく、小比類巻氏のおっしゃる通り、緊張が大きすぎても小さすぎてもパフォーマンスは落ちる傾向にあります。

 

こういった話を一般社会でも、組織マネジメントや子育てや教育の現場にどんどんトランスレートしてくれればなと思います。