検索エンジンで「スポーツコンサルタント」と検索すると、町のスポーツトレーナーさんから大手スポーツマネジメント会社まで色々出てきます。

 

僕もスポーツコンサルタントという肩書きで仕事をしていますが、上記のように明確な定義がないので、僕の仕事について説明したいと思います。

 

僕の会社のホームページにはこんな説明を書いています。

 

 

トップアスリートたち、国内外のプロアマスポーツ関係者、各界著名人、一般のファンの皆様、子供たちと保護者、スポーツと全く関わりのない方々、家族や友人、様々な立場の人と交わり学んだこと。それらを、エンタテイメント/ファッション/ヘルス&ビューティ/行政機関/教育機関などの各業界とのクロスファンクションにより、様々な活動を通じて広く社会へ還元(CSR/CSV)していくことが我々の目標です。

 

 

具体的に説明していきます。

 

 

■アスリートのサポート

フラットな立場で選手に寄り添い、代理人の選定やマネジメントサポート、その他、キャリアサポート、ファイナンシャルプランニングのサポートなどの業務をしています。アスリートがプレーに集中しながら次のステップへの準備をするためのお手伝いです。

 

契約の有無に関わらず沢山のアスリートやマネジメント会社と関わりを持っているので、僕の経験を還元できればというスタンスで常にアスリートや関係者と接しています。

 

 

■プロスポーツチームのサポート

この業務は多岐に渡りますが、スポンサー営業や集客イベントの企画運営サポートが主な領域になります。ただ単にユニフォームやスタジアムの看板のスポンサーを探すのではなく、企業とスポーツチームの共通価値を探りマッチングするのがポイントです。

 

 

■エンタメサッカーチーム「グラスルーツFC」

 

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Jリーグの前座試合(チャリティーマッチ等)や地域活性を目的として、サッカー日本代表OB/なでしこジャパンOG/フットサル日本代表OB/タレント/アーティスト/芸人の皆さんに御協力頂き、グラスルーツFCという芸能人サッカーチームを運営しています。
 

写真は、2016年に僕のプロデュースで開催したJリーグ愛媛FCの東日本大震災エキシビションマッチのものです。この試合の観客動員は平均観客数の約2倍強でした。

 
また、グラスルーツFCとして、青少年育成イベントやサッカースクール、スポーツをやる子供をもつ保護者へのセミナーやサポート活動などもおこなっています。
 
 
■企業の宣伝活用と社会貢献活動
いわゆる企業が広告宣伝費やCSR予算を用いておこなうイベントです。
 
広告代理店さんやPR会社さん、場合によっては直接クライアント企業さんとお話をして、スポーツを活用した様々なプロモーション企画に関するアドバイスやご提案、そして実際の現場のディレクションまでをおこないます。
 
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こちらは、某企業さんとマンチェスターユナイテッドが共同でおこなった東日本大震災復興支援のサッカースクールの時のものです。
 
こういった取り組みは、企業だけでなく地方自治体や教育機関ともおこなっています。
 
 
■レアルマドリード財団テクニフィケーションスクールジャパン
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日本で活動しているレアルマドリード公式サッカースクール等のリレーションシップディレクターを務めています。青少年育成とレアルマドリード財団を通した企業の社会貢献活動の橋渡しが主な業務です。
 
 
 
 
と、活動内容がかなり多岐に渡っているため、僕自身の立ち位置もアスリートの代理人やエージェントやマネージャーとは異なります。なので、スポーツコンサルタントという肩書きで活動をしています。
 
 
 
 
最後に。僕が今の仕事をするきっかけを作ってくれたあるサッカー選手がいるので、その選手の話を。

 

 

 

 

僕が初めて彼と出会ったのは2006年。

 

 

彼はまだ成人式前の若人で、目をキラキラさせながら夢を語り、そして、僕の話を聞いてくれました。

 

中でも、別れ際に彼の放った一言が、とても印象的でした。

 

 

 

 

「コンさん、一緒に面白いことやりましょうや」

 

 

 

 

初対面の成人式前の青年に、三十路がそう言われたんです、やってやるよ、と思い、僕は今の世界に飛び込みました。

 

 

 

 

以前、このサッカー選手の「経営論」についての記事が某経済メディアに掲載されてました。その記事には、彼のこんな言葉が載っていました。

 

 

「何かやろうぜと言ったときに、周りがついてくるのがリーダーシップ。それも才能のひとつ。俺なんて、幼稚園児のときから、まわりを仕切っていたから。他のグループに公園を取られないように、『お前は砂場、お前はジャングルジム』って配置を指示してね」

 

 

十数年前のあの時、一緒に面白いことやりましょうや、と言われて、僕は彼についていきませんでした。理由は色々ありますが、ここでは書きません。でも、この十数年、いつだって彼を応援してきたし、常に彼を意識して努力してきました。今の僕があるのは、彼のおかげですから。

 

 

別々の道を歩んでいるけど、僕はいつも彼と一緒に面白いことをやっているつもりでいます。

 

 

もちろん、僕にできることがあればといつでも思っています。

 

 

彼の「経営論」の記事を読んでいたら、全然変わってないな、と、微笑ましい気持ちになりました。

 

 

 

 

これからも一緒に頑張りたいと思います。

 

 

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