こんにちは。品川区議会 こんの孝子です。

一昨日3月23日と昨日24日、品川区立大井第一小学校で『めぐみちゃんと家族のメッセージ』〜めぐみさん家族と過ごした13年〜横田滋写真展が開催されました。

この写真展は、『あさがおの会』という横田めぐみさんご家族支援の会の皆様の主催により拉致被害問題を風化させない、拉致問題をもっと多くの方々に知ってもらい解決への力を❗️と呼びかける取り組みです。

昨日、写真展に行って参りましたが、一昨日3月23日は、写真展の他に、横田めぐみさんのお母様の横田早紀江さんの講演会もありました。

写真展では、大井第一小学校の入学式の集合写真に収まるめぐみさんや双子の弟さんと姉弟3人仲良く一緒に写る写真などを拝見。一枚一枚の写真を拝見しながら、ある日突然、最愛の子どもが行方不明になり、以後何十年も経ってから拉致されたこと分かった時のお母さん横田早紀江さんの思いを思うと、私も娘を持つ母親として、怒り、悔しく、憤り、涙が溢れてしかたありませんでした。

『あさがおの会』のメッセージには、こう記してありました。

横田めぐみさん1977年13時、学校からの
帰りに、突然いなくなりました。
20年後の1997年までどこにいるのか全く
わかりませんでした。
めぐみさんのご両親は、彼女が拉致された
と知ってから、出来る限りの事をして、娘
さんを取り戻そうとしてきました。
今まで世界中の人が、めぐみさんが北朝鮮
によって拉致され、海の向こうで生きてい
ることを知っています。

狭く暗い船倉に閉じ込められ、めぐみさん
は『お母さん❗️助けて‼️』と泣き叫びな
がら爪で壁をかきむしりました。このよう
にして、めぐみさんは、工作船の船底に閉
じ込められ、暗い海を渡り運ばれたのでし
た。

拉致されているのは、めぐみさんだけでは
ありません。日本や韓国、その他の国の多
くの若者が何十年にも渡り、自由を奪われ
ています。

母・早紀江さんは、次のように訴えていま
す。拉致された人々が、うばわれた時間を
取り戻す事はできませんが、彼らを救い出
し、残りの人生を自由な土地で、暮らさせ
てあげたいのです。これが私たち皆んなの
心からの望みです。

被害者もその家族も高齢化しており、時間
がありません。どうか被害者の救出に力を
貸して下さい。

一日も早い解決に向け、私も公明党も全力を尽くして参ります。具体的には、一つは若い世代に伝えて行くために、『あさがおの会』作成の啓発DVDを、品川区立小中学校の授業で活用することを提案して参ります。

 

 

 

 

 7月28日より予定されていた第2回定例会本会議。初日の28日は、予定の午後1時に本会議は、開かれませんでした。

 これは、5月議会で自民党・子ども未来が提出した議長不信任動議が、賛成19、反対10、棄権7の賛成多数により可決したため、自民党・子ども未来10名、国民民主党・無所属クラブ5名、無所属品川2名、無所属の西本・高橋・筒井各議員が、不信任議長のもとでの開会には応じられないと本会議場に出席しなかったためです。

 (地方議会は、地方自治法178条3項により議員 の定数の半数以上の議員が出席しなければ、会議を開くことができない。※品川区議会は、現在の定数は38名)

 

 本会議を開会するには、不信任決議に法的効力はないため議長が自ら辞職するか、現議長のまま不信任議員が開会に応じるか、そのどちらかが必要ですが、両者の歩み寄りは全くありませんでした。その後、不信任議員は、議長が辞職しないのであれば、本会議は副議長(こんの孝子)進行とせよと主張。そこで区議会公明党が議長を説得し、進行の一部を副議長で行うことの譲歩を取り付けましたが、不信任議員は全て副議長進行でなければ受け入れられないとこれを拒否。そのため予定されていた初日28日は、会期の決定のみで一般質問は行われないまま閉会しました。

 

 翌29日、議会の正常化を図るため午前9時半から議会運営委員会を開催。しかし、ここでも自民党・子ども未来と国民民主党・無所属クラブから、議長辞職を求めるやり取りが繰り返され紛糾。一旦休憩となり副議長と区議会公明党は再度、議長を説得。その結果、議長の権限により第2回定例会は副議長進行で行うこととなり、ようやく午後1時35分から本会議が開会されました。初日28日の日程と併せ2日分の一般質問(10名)と議案(30項目)の上程が行われ、夜9時過ぎに閉会されました。

  区議会公明党としては、議長と不信任議員が歩み寄らないまま、一般質問はおろか、区民生活に影響する種々の議案が審議されないという最悪の事態を避けるため、一貫して本会議の開会を訴え、議会の混乱を収拾するため、区議会第2会派としての責任を果たすことに努めたところであります。

 

 以上のような経過を経て開かれた定例会では、たばこ税率等を見直した特別区税条例、介護サービスと従事者の規定を定める条例等の審査が行われました。また、戸越台中学・特養ホーム複合施設の大規模改修、芳水・後地小学校の改築、五輪会場周辺の無電柱化工事などの契約審査を行いました。さらに、オレオレ詐欺防止のための自動通話録音機の追加購入、障がい者相談支援体制充実への検討経費、公園・公衆トイレ洋式化整備費用、病児保育施設開設費用などを盛り込んだ補正予算も含め、全ての議案が審査され、議決されました。

 今後も、品川区議会公明党は、区民サービス向上に向け、議会活動に真摯に取り組んでまいります。

こんにちは!こんの孝子です。

 

 病児保育施設とは、保育園や幼稚園等に通園しているお子さんが病気のため集団保育が困難で、保護者が勤務上、家庭で保育できない場合、医療機関に併設された保育室でお子さんを一時的にお預かりする保育施設です。

 これまで区内にある施設は、1ヵ所しかありませんでした。

 この課題に対し増設を求めてきた結果、今回、品川区議会第2回定例会本会議に上程された平成30年度品川区一般会計補正予算案に病児保育施設の増設経費が計上されました。

 現在、区としては、来年31年1月の新設を目指し、2件目の病児保育施設の準備を進めています。

 

新設される病児保育施設

おおしまこどもクリニック内

【所在地】 品川区南大井3-16-11

【構造・面積】 鉄筋コンクリート 6階建ての内2階の一部

延床面積約90㎡

【定員】 8人

【開設時期】 平成31年1月予定

【事業予算】 1750万円 ※国・都の補助金を活用

(内訳)内装工事費1350万円(国・都補助3/10)

備品購入費等400万円(国・都補助1/3)

【事業概要】利用方法など詳細は後日

【今事業予算】 納税者1人当たり 69.11円

※品川区税 納税義務者25万3215名(H30.6現在)

実施医療機関と実績

サンタハウスこどもクリニック内

【所在地】 品川区小山3-1-2 病児保育チャイルドサンタ

【対象】 生後6ヶ月~就学前まで

【定員】 8人

【利用日時】 1回の病気につき7日間以内で、実施医療機関の医師が必要と判断した期間

(月~金) 午前8:30~午後6:00

【費用】 児童一人につき1日2,000円

※ミルク・お弁当・おやつ等は持参。

【実績】 H27年度 572人

     H28年度 783人

     H29年度 828人

     (延べ利用者数)