この件については、中田敦彦のYouTube大学が一番分かりやすく解説されている。
要約すると
・円が下がると輸入価格が上がりインフレが起こる
・輸入品の高騰を価格転嫁ができない会社が苦しくなる
・ホテル等インバウンド向け業者の価格が上がる
・勿論日本人が泊まる場合も高くなる
一方
・輸出・インバウンド向けの会社は儲かり、株が上がる。
まあ散々言われてきたことです。
輸出産業の株を買うべきでしょう。
一方国内向け小売は厳しくなるのかもしれません。
ちなみにドル円チャートはこちら
2022年末に一回介入があったようです。
去年の年初から一貫して円安進んでます。
だがしかし!
インフレが日本で起こっているかと言えば、そうでもないです。
デフレに慣れきっている日本人にとってはそうでもないでしょうが。
インフレを表す指数としてコアCPIというものがあります。
コアCPIは、消費者物価指数に含まれている全ての対象商品によって算出される総合指数から、生鮮食品を抜いて算出した数値のことを言います。
左から二番目がコアCPIね。
3月直近で2.6%(前年同月比)です。実は去年前半の方がインフレは厳しかった。
ちなみにアメリカはこんな感じ
直近で3.8%
日本よりだいぶ高い。
でも去年〜今年の前半までよりは大分下がって来てます。
それでも米国のインフレ警戒感は強く、FRBは中々利下げをしようとはしません。
その他失業率や株価等の指標が表向き好調ということも勿論あります。
つまり愚民どもが「インフレだ!インフレだ!我々庶民は苦しんでいる!日本だけが貧しい!」と叫んでいますが
じゃあアメリカでも外国でも行って来なよって思いますw
日本ほど貧乏人や無駄飯喰らいに優しい国なんてありませんよ。そいつらのせいで日本企業は成長できないし、社会保障費は現役世代を圧迫する。不平不満言うならまだしも仕事してるやつの足引っ張るのやめてもらえないかな。
モノの値段が上がらなかったデフレ時代がとっても珍しいわけです。
そこは成長しない閉鎖世界だ。そして周囲の世界が成長しているから、成長しない日本の価値が毀損される。
当たり前のことです。
最近特に思うのですが、「そこそこで良い」とする人が多すぎるような気がします。
でも実はそこそこを保つためには年間3%ずつ自分の価値を高めないといけないわけ。
それを全日本人がやって初めて、3%のインフレが「高くない。普通だ」と思えるのです。
日本は高齢社会です。
老人が前年比103%の価値創造を労働で成し遂げるのは難しい。
でも、今まで貯金してきたお金でそれを成し遂げるのはそこまで難しくない。
利回り3%の債権を買えば良いだけの話です。
債権買うリスクさえ負えない人は無理です。
インフレだ!インフレだ!俺ら老人たちを政府は見捨てたのだ!(俺たちは何もしないけど、国は俺たちを助けるべき)
と無能老人たちは叫ぶしかない。
債権買うのなんて難しくないです。
例えば7年債だったら、その会社が7年後存在できるかどうか、それだけ判断すれば良いだけ。
その会社が存在するのであれば、利率と元本が確保されるでしょう。
たったそれだけです。
そんな程度のリスクも取れない老人は元本保証・利率0.89%の日本国債(10年)でも買っていれば良いw
ちなみに米国国債(10年)は4.62%
為替リスクあるから買いにくいけどさ。
アメリカが10年後も国があると思えば米国債買った方が良いかもね。
ドル建てだから、円安が今より進めばもっと儲かるよ。
5000万買って円安進めば、年間250万くらいのリターンよ。
株よりもずいぶんリスク少ないと思うけど?
なに? それでも怖い?
米国国債を一番買ってるのは日銀だぜ? 年金機構(GPIF)も山ほど買っている。
まあ気持ちは分かるよ。
左翼の愚民さんたちはキャッシュこそ至高! だもんね。
銀行預金こそ至高!
俺だって定期預金で年3%保証ならば、全額定期にするさ。ノーリスクで年450万のリターンは美味しいよ。
そういう意味では利上げウエルカムだわなw
利上げってさ、当たり前の話だけど、借りてる人には不利で、貸す人には有利だよね。
えーと、円安の話だったねw
円安が何故いけないかと言うとインフレを引き起こすから。
でも実際問題現在はそれほどでもない。
生鮮食品はもっと上がったような気もするけど。あくまで平均。
苺とかメロンとか高いよね。
うまい棒も高くなったけど!w
20年前10円で今12円だっけ。
20年で20%の値上げ。
平均すると1%/年のインフレ率。
でも実は43年値段据え置きのデフレ象徴商品だったりする。
それで円安がこれから進むかどうかなんだけどさ。
分かるよね?
そして本日(4.30)
ついに介入されました!
160円 → 154円
ただまあ・・ 長続きはしないよね。
160円を死守ラインにするのは良いと思います。